子供が幼稚園に入ると直面する「幼稚園グッズ問題」。手作り風の既製品を販売している店も多いため、作らずとも購入することができます。
我が家の場合は、エプロンと三角巾は入園準備のリストに入っていなかったため、そんなものがあることすら知らずに過ごしていました。ある日、幼稚園から「エプロンと三角巾とマスクを持ってきてください」というお手紙を突然持ち帰ってきて、急遽準備することになりました。
市販の子供エプロン、相場は2,000円から3,000円です。少々高いな…と思ってしまう金額。フリルやレースがたくさん付いたデザインは更にお高め。そして、男の子用はシンプルで選択肢が少ないため、他の子とかぶりやすいという問題があります。
手作りで、女の子にはフリフリのエプロンを、男の子には好きな柄にワッペンやアップリケをプラスしてオリジナルエプロンを作ってみてはいかがでしょうか。
今日は、簡単な子供エプロンの作り方をご紹介したいと思います。
もくじ
最初は少しハードルが高いように感じたのですが、部分的に簡単な方法を選択すると楽にできました。
今回は90~100センチくらいの子供サイズです。
生地は80cm×80cmあればできます。(今回は切り替え部と紐は別布を使用)
腰ひもにゴムを通す場合は、2cm幅のゴムが23cm必要です。
ひもを留めるマジックテープは5センチあれば足ります。
エプロンを縦に半分に折った状態で裁断します。
型紙を作成してから裁断すると楽ですが、測りながらでも十分できます。
腕の部分のカーブ具合は適当でも大丈夫です。
カーブを付けずに真っ直ぐ作る方が、圧倒的に楽に出来ます!(後程なぜかわかります)
スポンサーリンク切り替えの部分は、エプロンが少しカーブする分台形になります。
ポケット分の布を裁断します。
赤の点線部分を三つ折りで縫い、端の処理をします。
腕が出る部分は、バイアステープを取り付けて処理します。(バイアステープの取り付け方は、YouTubeにたくさんわかりやすい動画がありますので、そちらを参考にしてください)
バイアステープの取り付けは面倒臭いです。カーブした部分はまっすぐでも良いです。先程、圧倒的に楽と言った理由がこれです。その場合は三つ折りで縫って処理してください。
まずは、ひもの布の折り方です。
切り替え部分の布を中表にして重ね、2枚の間に首のひもを入れます。
点線部分を縫って、表に返すとひもが付いた状態になります。
切り替え部分とエプロンの見頃を中表にして、点線部分を縫います。
表に返すと前側がついた状態になります。
端を内側に折り込んで、内側2mm程のところをグルットと1周縫います。
首にかける紐にマジックテープを縫い付けます。
上から縫うだけです。
マジックテープも縫い付けます。
アイロンをかけたら完成です!
より簡単に作るには、
この3点がポイントとなります。
今回は四角いポケットを2つ付けましたが、真ん中に大きいポケットをひとつ付けて、ドラえもんの様にしたら良かったなと思いました。
親子でお揃いエプロンも素敵ですね!是非作ってみてください。