「ヒロイン失格」の幸田もも子先生の新連載、「センセイ君主」8巻です。
もくじ
先生が 来なかったら
佐丸に 告白する
そう決意した虎竹。
学校を休み、あゆはと二人で勉強しながら、先生が来るのを待っていた。
しかし、先生は学校を出発するも、様々なトラブルに巻き込まれて、なかなか来ない。
あゆはは、自分磨きをもっと頑張って、今の自分に胸を張れるようになりたい、と言う。
あゆはの強い気持ちを受け止めた虎竹は応援する。
「お前はじゅうぶん、魅力的だよ。お前を一番長く、近くで見てきたオレが保証するよ。安心して胸張れよ!」
虎竹は、あゆはに「コンビニに行ってアイスを買って来い」と言う。
外は土砂降りなのに、なぜだろうと思いながら、外に出るあゆは。
するとそこには、びしょ濡れの弘光先生が立っていた。
「先生「もうやめる」って言ったの、取り消してもらえませんか?」
「あたし、まだまだのびしろだらけですから。ちゃんと、成長しますから」
泣きながら言うあゆはを、抱き寄せる弘光先生。
「俺には、さまるんが必要なんだよ」
お互いに素直な気持ちを伝え合い、無事に仲直りするのだった。
あゆはが先生にプレゼントしようとしていた「温泉旅行」、ついに決行される。
手をつなごうとしたり、一緒にお風呂に入る?と冗談を言ったり、いつもと感じが違う先生。
旅行を楽しんでくれているようだった。
「先生」と呼ぶことで、旅館の人に怪しまれないか心配するあゆはに、「名前で呼べばいい」、と言う弘光先生。
初めて「由貴さん」と名前を口にしたあゆは。
「生まれてきてくれて ありがとうございます!」
突然お礼を言う。
何でこんなに好きなんだろう、先生といられることが、幸せでしょうがない、改めて感じるのだった。
あゆはは弘光先生を、秋香のコンサートに誘う。
コンサート終了後、秋香は先生にもう一度フランスに行くことにしたと告げる。
弘光 「ピアノ頑張ってね」
秋香 「最後にもう時効だと思って教えて!あたしのこと、1回くらい好きになってくれたことあった?」
弘光 「ないよ」
本当のことを言ったところで
何も変わらない
秋香には 俺なんか忘れて
早く幸せになって欲しい
そう思うのだった。
ラブラブな日常を送るあゆはと弘光先生。
しかし、先生に新たな試練が待ち受けていた。
虎竹が何もせずに終わってしまったー!
でも、虎竹らしいな、という感じです。
弘光先生が、あゆはを好きな理由、というか必要な理由、ここにきてわかったような気がします。
雨の中、駆けつける先生はかっこよかったです。
虎竹が幸せになるエピソードが欲しいです!
不憫すぎて、読んでいるこっちが辛い・・
アオちんと結衣は無理だしなぁ・・新しい誰かでいいので。
幸田先生お願いします!
ヒロイン失格の番外編、めっちゃ良かったです。
廣祐、個人的に大好きなので、関取ちゃんとの続きが見たい!