いちばん簡単!移動ポケットの作り方【型紙有り】フタ無しポケット1つ

いちばん簡単!移動ポケットの作り方【型紙有り】フタ無しポケット1つ

ハンカチやティッシュなどを入れて服にクリップで留める「移動ポケット」。

今や小学生の必須アイテムではないでしょうか。店頭でも様々なデザインの既製品を見かけるようになった気がします。

ティッシュケース付き、ファスナー付き、フタ付きなど、移動ポケットにも様々な形がありますが、今回はフタもティッシュケースも無し!ポケットが一箇所の移動ポケットを作ってみました。

「フタ無し一段」移動ポケットの作り方

生地は表側にコットン(オックス)生地を使用して作りました。ポケットが1か所なので、あまり薄い生地でない方が良いと思います。

型紙1

移動ポケット本体の型紙

型紙2

ひもの型紙

移動ポケット本体の型紙を使って、本体分の生地2枚を裁断します。

MEMO

2枚を違う生地にすると、正面から少し見える裏側の生地がアクセントになってかわいいです。

ひもの生地は1枚裁断します。

型紙は2ページあります。使用する場合は、A4用紙に倍率100パーセント指定で印刷してください。

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手順1 生地を裁断する

ポケットの生地を2枚裁断します。生地は2種類使用しました。

周囲に1cmの縫い代を取ります(鉛筆で線を引いてあります)。

本体生地

ひもは1枚裁断します。

紐の生地

手順2 ひもを作る

ひもの生地の裏を上にして、中心線②に向かって内側にたたみ、アイロンをかけて癖付けします。

紐を作る

さらに中心線②で折りアイロンで癖付けしたら、端を直線縫いします(黄色の破線部分)。

紐を作る

手順3 本体の生地をつなげる

生地を中表に合わせ、赤色の破線を縫います。

生地をつなげる

開くと下のようになります。

生地をつなげる

表を外側にして折り、生地をつなげた部分に押さえミシンをかけます。

押さえミシン

手順4 ひもをつける

ひもをつける

手順3で押さえミシンをかけた側と反対側にひもを置きます。(位置はお好みで。端から2.5~3cmくらい)

中心、中心から3cmくらいを2か所、端を2か所、合計5か所を縫います。

注意
表側の生地(今回は星柄の生地)に縫い付けます。2枚一緒に縫ってしまわないよう注意!

ひもをつける

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手順5 生地をたたみ周囲を縫う

ポケットの底になる線で、2枚の生地それぞれを谷折りします。

生地をたたんで縫う

谷折りすると下の写真のように中表の状態になります。

生地をたたむ

待ち針で固定したら、返し口を10cmほどあけて黄色の破線部分を縫います。

周囲を縫う

手順6 マチを作る

返し口からポケットを1回返します。

表に返す1

ポケットの底を1cm~1.5cmつまんで縫い、マチを作ります。

マチを作る

手順7 返し口を閉じる

もう1回ひっくり返して表を出したら、返し口を縫って閉じます(赤色の破線部分)。

返し口を閉じる

クリップを付けたら完成です!

移動ポケット1段

ティッシュとハンカチがゆったり入ります。

裏側

裏側

こちらはマチなしです。(背面が1cm長い14cm+11cmで作っています)

移動ポケット

まとめ

一段の移動ポケット、作りやすさは断トツです。裏表違う生地で作るのがオススメです。

写真の恐竜柄移動ポケットは、裏表共にコットンオックス生地を使ってみましたが、ゴワつくこともなく、しっかりしたものが出来上がりました。

クリップも100均で調達できますので、お友達へのちょっとしたプレゼントにも良いかと思います。