子供用三角巾の作り方は?超簡単ゴム脱着タイプ!100均バンダナリメイク

子供用三角巾の作り方は?超簡単ゴム脱着タイプ!100均バンダナリメイク

幼稚園で使用するエプロンと三角巾、入園前に準備する幼稚園グッズリストには入っておらず、「数日後に必要です!」みたいに突然言われて慌てたことを思い出します。

幸い当時は時間に余裕があったため、なんとか間に合わせることができたのですが、日中お仕事をされている多忙なママさんにとっては一大事です。準備しなくちゃと頭にはあったのに、うっかり前日まで忘れていた!ってこともありますよね。

今回ご紹介するのは、2種類の子供用三角巾の作り方。以前ご紹介したタイプとは違って最も簡単に格安で作ることができます。どちらもお子さんひとりで脱着しやすいゴムを使用したものです。

ミシンがなくても大丈夫。前日の夜にハッと思い出しても間に合いますよ。

子供用手作り三角巾の材料

手作り三角巾材料

材料をそろえるところから、なるべく簡単にしたいですよね。

今回ご紹介する三角巾は、自宅にあるバンダナや大きめのハンカチをリメイクします。もちろん100均のバンダナやハンカチを買ってきてもOK。

脱着を容易にするためのゴムも自宅にあるもので充分です。

準備するものはこれだけ。

  • バンダナや大きめのハンカチ1枚(今回は55センチ四方のバンダナを使用)
  • ゴム(作り方を2種類ご紹介しますが、種類によって必要な長さが異なります)
  • 三角巾にゴムを通すための安全ピン

ミシンでも手縫いでも作ることができます。

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子供用三角巾の作り方【ヘアバンドタイプ】

まず最初にご紹介するのは、ぐるりと1周ゴムが入ったヘアバンドのようなタイプ。頭に沿ってピッタリフィットするのでズレにくいというメリットがあります。

頭囲ほどの長さのゴムが必要となります。

手順1 ゴムの長さを決める

ゴムの長さを決める

まず最初に子供の頭囲に合わせてゴムの長さを測ります。以下の2点に注意します。

  • ゆるすぎず、キツすぎない長さ
  • ゴムは印をつけるだけで切らない

ヘアバンドが頭にフィットするような感じで長さを決めます。だいたい頭囲より2センチくらい短いと丁度良いのではないでしょうか。ここでは印をつけるだけでゴムは切りません。長いままの方が後でゴムを通す時に簡単です。

手順2 バンダナに折り目をつける

バンダナに折り目をつける

バンダナは三角形にして使います。事前にアイロンをかけてしわを取り、縫いやすいように折り目を付けておきます。

100均のバンダナはキッチリ正方形ではないものが多く、三角形に折ると若干ずれが生じますが気にせずに。また、バンダナの色によって生地の硬さが違います。濃い色の方が硬い気がしました。

手順3 バンダナのサイズを決める

バンダナのサイズを決める

次にバンダナを子供の頭囲に合わせてサイズを決めます。実際にかぶる位置でバンダナを頭に沿わせて印をつけておきます。(クリップで仮留めしました)

バンダナに印を付ける

赤い点線部分が印です。

手順4 バンダナを広げて縫う

印をつけたバンダナを広げます。赤い点線が先程つけた印です。

バンダナを広げて縫う

印同士を重ね合わせるようにして半分に折ります。中表の状態です。

下の写真のようになります。

半分に折る

最後にゴムを通すために2センチほど口を開けて、重ね合わせた印の部分をミシンで縫います。今回通すゴムの幅が1.5センチなので2センチ開けますが、もっと太いゴムの場合は口を大きくしてください。

ゴム通し口

端を1.5cmぐらい残し、余分なバンダナをカットします。

バンダナをカット

カットした部分の縫い目を割るようにアイロンをかけておくと、後の作業が楽になります。

縫いしろを割る

手順5 バンダナを表に返して形を整える

バンダナを表に返すと筒状になります。

片側先端(黄色の丸)を筒の内側を通して反対側の先端に重ねます。手順2でくせ付けしたラインで折るようにして形を整えます。

縫い目を上にしてバンダナを表に返した状態

縫い目を上にしてバンダナを表に返した状態

表

ゴムの通し口を上にした方が楽

手順6 バンダナにゴムを通す部分を縫う

ゴムの幅に合わせて(今回は1.5センチ幅なのでゴムを通す部分は2センチ)ぐるっと1周縫います。

ゴム通し

手順7 ゴムを通して縫い合わせる

安全ピンやゴム通しを使ってゴムを通します。

ゴムを通す

ゴムを引っ張り出して、手順1で付けた印をミシンで縫います。ゴムの余分な部分はカットします。

ゴムを縫う

手順8 ゴムを隠したら完成

外からゴムが見えないように、バンダナの中に隠してしまいましょう。

バンダナ三角巾

上から見たところ

バンダナ三角巾完成

完成です。

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子供用三角巾の作り方【ゴム節約タイプ】

ヘアバンドタイプの三角巾は、長めのゴムが必要になります。買い置きがあれば良いのですが、そんなに長いゴムが無い!という場合や、ゴムが勿体無い・・と思った時の作り方をご紹介します。

ゴムの長さは5~6センチもあれば足ります。ただ、細いゴムだと少し頼りないかもしれません。幅が1.5~2センチくらいある平ゴムがおすすめです。

「ゴムを通す」という作業が無い分、ヘアバンドタイプよりもさらに時短で作ることができます。

手順1 バンダナに折り目をつける

バンダナに折り目をつける

ヘアバンドタイプと同様、バンダナを三角形に折ってアイロンをかけ、折り目を付けておきます。

手順2 バンダナのサイズを決める

ヘアバンドタイプと同様に、子供の頭に沿ってサイズを測ります。

測ったサイズの1/2(半分に折り畳んでいるので)マイナス2センチ(ゴムをつけるため減らします)に縫いしろ分1.5センチ(黄色の点線部分)を加えた位置でバンダナをカットします。

バンダナのサイズを決める

手順3 ゴムをカットする

今回ゴムは6センチ使用しました。縫いしろを左右で1.5センチずつとってあります。(外側に出るのは3センチ)

2.5cm幅のゴム

2.5cm幅のゴムを使用しています

手順4 バンダナを縫う

裏面を上にしてバンダナを広げ、赤のラインで折りたたみます。

バンダナを縫う

折りたたんだところ

折りたたんだところ

手順5 バンダナにゴムを付ける

片側にゴムを挟み込んで縫います。

ゴムの取り付け

ゴムの部分から返し針(返し縫い)をすると、しっかりゴムが止まります。

縫い終わったらもう片方も縫います。

破線部分が縫った箇所

破線部分が縫った箇所

手順6 ステッチして完成

頭に沿う部分にステッチをかけると仕上がりがとても綺麗です。(この作業はやらなくても大丈夫です)

ステッチする

バンダナ三角巾

別タイプの三角巾はこちら。

まとめ

子供用三角巾を簡単に作る方法を2つご紹介しました。どちらも甲乙つけがたいほど簡単です。

サイズを変えれば大人用になるので、親子でお揃い三角巾を作ることができますよ。

100均のバンダナは色の種類がとても豊富です。作ってみて思っていた以上にバンダナ三角巾ってオシャレだなと思いました。何といっても低予算で完成するのが良いですよね。