幼稚園や小学校でプールの授業が始まりました。
プールの準備に欠かせないのが「巻きタオル(ラップタオル)」。最近子供がスイミングに通い始めたのですが、授業とスイミングが同日にある場合、1枚では全然足りないことに気付きました。
週末まで買いに行く暇も無いし・・ということで急遽、自宅にあるバスタオルで作ることにしました。作り方は超簡単。そして作った方が良かったじゃん!という点もありました。
一つは安上がりなこと。家にある材料で作れば0円です。
そして二つ目は、洗濯後に乾きやすいこと。雨の多い梅雨時期は”乾きやすい”に越したことはありません。これについては後述したいと思います。
もくじ
巻きタオル(ラップタオル)のサイズは?
市販の巻きタオルを選ぶ際、基準となるのが身長です。
そして、女の子は首からタオルをかぶって着替えるため、長めの丈がおすすめされています。男の子は腰から下に巻ければOKなので短めです。
女の子の巻きタオルサイズ
身長 | 巻きタオルの長さ |
---|---|
~100cm | 50~60cm |
100~120cm | 60~80cm |
120~140cm | 80~100cm |
140cm~ | 100~120cm |
男の子の巻きタオルサイズ
身長 | 巻きタオルの長さ |
---|---|
~100cm | ~50cm |
100~120cm | 50~60cm |
120~140cm | 60~80cm |
140cm~ | 80~100cm |
我が家の小学2年男子は80cmの巻きタオルを使用していますが、幼稚園時代に使用していた60cmでも全然余裕と言っています。
低学年のうちは60センチ丈で十分な気がします。※身長120センチくらいです。
スポンサーリンク巻きタオル(ラップタオル)の作り方―その1
一つ目は最速で完成する巻きタオルです。
サイズ146cm×78cmのバスタオルで作りました。出来上がり丈は約73センチです。
その他に必要な材料:プラスナップ3個・縫い付けるスナップ1個・2cm幅のゴム58cm
手順1 タオルの端を折って縫う
タオルの端を4cm折って待ち針でとめます。2センチ幅のゴムを通すため4センチにしました。狭いとゴムを通しにくいです。
赤色の破線部分をザーッと縫います。
手順2 ゴムを通す
ゴムを通します。
赤色の破線部分を縫ってゴムの端を留めます(ゴムの端は折っていません)。返し縫いをして補強します。
反対側も同じようにしてゴムを縫い付けます。
手順3 スナップをつける
最後にスナップボタンを取り付けます。
一番上は厚みがあってプラスナップを留めることができないため、縫い付けるスナップにしました。
次に、18センチ間隔でプラスナップを付けていきます。
30分かからず完成してしまいます。
スポンサーリンク巻きタオル(ラップタオル)の作り方―その2
その1より若干手間はありますが、私のおすすめはこちらのタイプの巻きタオルです。
ゴムを通す部分にはぎれを取り付けることで、タオルの厚みを減らすことができます。内側のはぎれの柄がアクセントになるのも可愛いです。
サイズ122cm×68cmのバスタオルで作りました。出来上がり丈は68センチです。
その他に必要な材料:はぎれ(今回は125cmくらい)・プラスナップ4個・2cm幅のゴム58cm
手順1 はぎれを裁断する
下の図のように、はぎれを巻きタオルのゴムを通す部分に使用します。
縫いしろが1cm、出来上がりは3.5センチ幅になります。
はぎれはバスタオルの横幅プラス2センチくらいあれば充分です。今回は長いはぎれが無かったため、継ぎ足して作りました。
手順2 はぎれを折る
はぎれを縫いしろで折ってアイロンをかけておきます。
手順3 はぎれをタオルに縫う
バスタオルにはぎれを重ねて、まち針で留めます。
全部とめなくても縫い始めのところだけで良いと思います。あとはなりゆきで縫っていきます。
スナップボタンをつける部分にははぎれがつきません。
まずは片側をザーッと縫います。
反対側も縫います。
縫い始めと縫い終わりは返し縫いを忘れずに。
手順4 ゴムを通す
はぎれを付けた部分にゴムを通します。
ゴムの端が抜けないように待ち針で固定しておきます(ゴムの端は折っていません)。
赤色の破線部分を縫います。
反対側も同じように縫います。※写真が前後してしまいましたが、スナップはこのあと付けます。
手順5 スナップをつける
プラスナップを18センチ間隔でつけます。
フックなどに掛けられるようループも縫い付けました。
でき上がりです。
まとめ
今までキャラクターやスポーツブランドの市販の巻きタオルを購入して使用していました。ふわふわで上質なのは良いのですが、とにかく乾きにくいしかさばるのです。
今回作ってみて、薄手のバスタオルで作るのがいちばん良いのではないかと感じました(買うと高いし・・)。
とにかく最速で作りたい場合は「その1」の作り方で。少しだけ手間がかかりますが、私自身のおすすめは「その2」の作り方です。
ゴムのところがかさばらない、それだけの違いが意外と侮れない!
洗濯物を取り込むときに「ゴムのとこだけ湿ってる!」ということが減るのではないかと思います。