前回に引き続き、今回もタオルキャップの作り方です。
子供の頭にフィットしてかぶりやすく、洗濯しても乾きやすくて簡単に作ることができる・・というコンセプトで作ったのが前回のタオルキャップ。
今回は、より子供が喜びそうな「クマ」のタオルキャップを作りました。子供は圧倒的にこちらがお気に入りに。
タオルの色やパーツの形を変えることで色々な動物にアレンジできます。
もくじ
クマさんタオルキャップの作り方
前回のタオルキャップと同様、タオルをカットした後の端の処理が不要の作り方となります。ジグザグミシンもロックミシンも必要ありません。
タオルは2枚必要です。2枚重なるため薄めのタオルがおすすめです。100均のタオルでも良いと思います(耐久性が心配ではありますが)。
- 34×80センチのフェイスタオル2枚(2枚組で500円でした)
- ボタン2個(クマの”目”にします)
- 綿のブロード生地(耳の表側用と鼻用)
型紙は、倍率を100パーセントに指定してから印刷してください。
スポンサーリンク手順1 タオルを裁断する
タオルは片側を輪にして裁断します。※赤色の点線が輪になります。
普段は生地を裁断した後、縫いしろなどの印をつけるのですが、今回は縫いしろ1cmのところを目測で縫っていきました。耳を付ける位置(型紙にある”耳中心”)だけは印を付けておきます。
手順2 クマの耳を作る
クマの耳の表になる生地1枚と、裏になるタオル1枚を中表に合わせ、赤色の破線部分を縫います。
同じものを2つ作ります。縫い終わったら表に返します。
軽くアイロンをかけておくと良いです。強くかけすぎると耳がつぶれてしまうので要注意。
次に、耳の両側を中心に向かって内側に折り、開かないようにミシンで少し縫っておきます(赤色の破線)。
手順3 耳を本体につける
本体のタオル1枚を広げ(表が上の状態)、手順2で作った耳を写真のように置いて待ち針で固定します。
次に、もう1枚の本体用タオル1枚を上にのせ(2枚のタオルは中表の状態になります)、赤色の破線部分を縫います。
スポンサーリンク手順4 クマの鼻を作る
まず、鼻の形に厚紙を切ります。フリーハンドでざっくり切りました。
次に、鼻用の生地に厚紙を置いて印を付けます(写真の白い線)。
白い線から5~6ミリのところを、ぐるっと1周しつけ糸でなみ縫いします。※ぐし縫いする。玉止めはしない。
厚紙を中に入れて、しつけ色をギューッと引っ張ります。
アイロンで形を整えたら玉止めします。
鼻の形が崩れないように厚紙を抜きます。
黄色の破線部分を縫って、鼻を本体につけます(しつけ糸は抜かないでそのまま)。
手順3の段階で鼻をつけても良いと思います。全体的なバランスを見て鼻をつけたかったため、このタイミングにしました。
ぐし縫いとか面倒臭い!という場合は、アイロン接着できるフェルトで鼻を作って貼るのも良いと思います。
手順5 裏側のタオルを縫う
本体用タオル2枚を中表に合わせ、赤色の破線部分を縫います。
手順6 表と裏を合わせる
手順5のタオルの中に表側のタオルを入れて(中表の状態)、端から1cmのところをぐるっと縫います。
返し口を10cmほど開けておきます。
手順7 ゴムを通す部分を縫う
返し口から表に返し、ゴムを通す部分を縫います。端から2センチくらいのところを縫いました。
手順8 ゴムを通して目をつける
ゴムを通して返し口を閉じ、目をつけたら完成です。
今回、返し口はまつり縫いで閉じました。ミシンで閉じても良いと思います。
着用例(5歳)
着用例(7歳)
もっと簡単にできるタオルキャップはこちら。
まとめ
タオルを裁断してしまえば意外とあっという間に完成します。
鼻だけ少し面倒でした。最近は洗えるフェルト生地も売っていますので、そういったものを利用する方がお手軽かもしれません。
耳を長くすればウサギになったり、たれ耳のイヌになります。鼻を三角形にするとコアラっぽくなったり。
今回、目はボタンにしましたが、ぬいぐるみ用の目パーツを利用するのも可愛いと思います。