海やプール、水遊びが楽しい季節になりました。
夏に限らずスイミングや入浴後など、一年中お役立ちアイテムとなる「タオルキャップ」。
最近になって子供が欲しがるようになったためショッピングセンターへ。
実物をいろいろ見て回るうちに「これは意外と簡単に作れるのでは?」と思い、タオルだけ購入して帰宅。作ってみることにしました。
今回作ったのは、とにかく簡単に作ることができるタオルキャップです。タオルキャップを作る際にネックとなる”タオルの端の処理”が不要!ロックミシンもジグザグミシンも要りません。
もくじ
簡単タオルキャップの作り方
今回作ったタオルキャップは、ひとつがマイクロファイバータオル、もうひとつは表がガーゼで裏がワッフル地のタオルを使用しました。
2枚を重ねて縫うため、厚いタオルは避けた方が良いです。
手順1 タオルを裁断する
まずはタオルを裁断します。
表用と裏用、同じものを2枚裁断します。
裁断したら、縫いしろ1.5cmのところでラインを引いておきます。
スポンサーリンク手順2 表布の両端を縫う
タオルキャップの表側になる生地を中表に合わせ、黄色の破線部分を縫います。
手順3 裏布の両端を縫う
次にタオルキャップの裏になる生地を縫います。
下の図のように10cm測ってライン(赤色)をひき、写真のように黄色の破線部分を縫います。
縫い終わったら黄色の部分をカットします。
手順3で三角形にカットするのは、とんがり部分がかさばらないようにするためです。試作1号はカットせずに作ったのですが、分厚くなってしまい変更しました。
手順4 表と裏を重ね合わせる
手順3で作った裏になるタオルキャップの中に、表に返した表側のタオルキャップを入れて中表の状態で合わせます。
縫いしろのラインを合わせて待ち針で固定します。
返し口を12~13センチ程開けてぐるりと縫います。
手順5 返し口から表に返す
タオルキャップを返し口から表に返します。
手順6 ゴムを通す部分を縫う
端から2cmくらいのところをぐるっと縫って、ゴムを通す部分を作ります。
手順7 ゴムを通して返し口を閉じる
返し口からゴムを通したら、端を縫って閉じます。
ミシンでも手縫いでもOKですが、頻繁にゴムを調節するようであれば、後で開けやすいように手縫いで閉じておくのが良いかもしれません。
手順8 両角を縫う(お好みで)
袋にマチを作る要領で、先端をつまんで黄色の破線部分を縫います。
ここを縫うことでネコミミのようになりかわいいです。
着用例
5歳(頭囲51cmくらい)
正面に目を付けたらより猫っぽくなりそう。
7歳(頭囲53cmくらい)
手順8を行わないバージョン。角がフニャっとしてこれはこれで良いかも。
私もかぶってみましたが、頭が大きいため少々きつかったです・・
スポンサーリンク市販のタオルキャップ
市販品のタオルキャップは安いものだと500円前後から、高いものになると1,500円以上するものもあります。
色・柄・形も様々。普通の綿100%タオル製のものから、マイクロファイバー、高級今治タオル製まで。
作るのなんて面倒!という場合は購入もアリだと思います。
とんがり帽子型タオルキャップ
店頭でよく見かけたのがこのタイプ。タオルキャップの先端にはポンポンやリボンのついたものが多いです。
キャップタオル カラフル タオルキャップ / 子供用 ジュニア キッズ 女の子 小学生 スイミング お風呂グッツ プール ビーチ かわいい 【ゆうパケットOK】【ラッキーシール対応】
キャラクターものは少しお値段が高くなるような気がします。
いろいろな動物の耳付きタオルキャップ
子供がかぶるととにかく可愛い。
吸水性の高いマイクロファイバー製。こちらのタオルキャップは頭囲が約44cm~80cmまで対応しており、親子でお揃いにできます。
モコモコ今治タオルのタオルキャップ
とんがり型でない丸い形のタオルキャップも見かけます。
こちらはタオルに今治製の糸を使用している高級タオルキャップです。色柄豊富で伸縮性に優れているため、髪の毛が長くてもすっぽり。親子で使用できます。
まとめ
タオル1枚で作るタオルキャップは、タオルをカットした端がほつれてきてしまいます。ロックミシンをかけても徐々に繊維がボロボロしてきます。
縫いしろをテープなどでくるんで縫う方法は面倒臭いし難しい…。というわけで、タオル2枚を使って作ることでこの問題をクリアしました。
タオルは薄いものを使用しないと厚くなってしまいますので、その点だけ注意が必要かと思います。
作っている最中に、とにかくタオルがボロボロボロボロ・・あちこちに繊維のゴミが出ます。特にマイクロファイバーがすごい。
今回は男の子用に作りましたが、女の子でしたら先端にポンポンやリボンをつけてもかわいいと思います。