マンガ「ヒロイン失格」7巻のネタバレと感想

2015年に映画化!幸田もも子先生のマンガ「ヒロイン失格」7巻です。

マンガ「ヒロイン失格」7巻 第24話のあらすじ

萌がはとりと中島を旅行に誘う。

人数合わせで、利太も行くことに。

萌の兄、廣祐を含めた6人で、スキー場へ向かう。

はとりは廣祐にスノーボードを教わる予定だったが、怖くて断念。

近くでそり遊びをすると言う利太について行ってしまう。

気付いたらほとんどの時間を利太と過ごしていた。

 

後ろめたさから廣祐に甘えるはとり。

中島は、「いちゃつくのは2人っきりの時にしろ」、と忠告する。

そんな中、はとりは廣祐からプレゼントされた手袋が無いことに気付く。

気付いた利太が一緒に探す。

はとりは「廣祐に利太といるところを見せたくない、あっちに行け」、と言ってしまう。

それでも一緒になって探してくれる利太。

 

廣祐はそんな二人の様子を見ていた。

利太に言う。

「ホントにはとりちゃんを想ってんなら、消えちゃってよ」

 

マンガ「ヒロイン失格」7巻 第25話のあらすじ

はとりは利太をバイキンのように扱ったことを悔いていた。

夕飯時、廣祐の様子がいつもと違うことに気付いたはとり。

気になって眠ることが出来ず、廣祐を呼び出して話をすることに。

何か怒っているのか、と訊くはとり。

「はとりちゃんの気持ちを 理解しようとしてきたけど、当のはとりちゃんが 自分の気持ち、ごまかしてんだとしたら、なんも意味ないなーって」

「その場しのぎで 機嫌だけとろうとしないでよ。悲しくなるから」

ついに、廣祐に呆れられる。

 

自分が廣祐にベタベタしている時は、全部後ろめたい時だった、と気付く。

はとりの言動を責める中島。

 

自分の気持ちと向き合ったはとり。

廣祐に嫌われる覚悟で正直に話す。

「あたしは 利太の事、モテ女のごとく、キープしときたかったんだと思います」

どうにか許してもらうのだった。

 

マンガ「ヒロイン失格」7巻 第26話のあらすじ

大みそか、毎年はとりの家で年を越す利太。

はとりの母親は、今年も利太を誘うように言う。

廣祐の為にも、利太を切る決意をしたはとりは、なかなか誘うことができない。

 

一方、利太は中島と萌の忘年会に参加していた。

自分ははとりを見守るしかできない、と言う利太。

「あんたにはさ はとりの都合なんか考えらないほど、はとりを奪いたいって 気持ちはないの?」

「結局あんたは 自分を汚す覚悟がない、甘ちゃんの ええカッコしいだよね」

中島にそう言われるのだった。

 

廣祐と初詣に出掛けたはとり。

帰りに中島の家に寄ると、そこにはなぜか利太の姿が。

利太を切る決意をしたばかりのはとりは、急いでその場から立ち去る。

追いかけてきた利太に、思い切って「利太の気持ちは迷惑だ」と伝える。

しかし、はとりを諦めきれない利太は強引にキスをする。

「オレの方が、絶対はとりを幸せにするって。もうキレイ事言わねぇ。正しくなくてもいい。お前を あきらめたくねえ」

 

感想

中島の言葉で、利太が本気モードになってしまいました。

なんかどんどんややこしくなってきた?

廣祐もちゃんと思っている事言うようになりましたね。

もっとそこ怒った方がいいって!という場面が何度もありましたから。

はとりって、その都度言ってやらないと、わからないんじゃないだろうか。

 

はとりが利太を切れなかった理由には笑いました。

モテ女のごとくキープしときたかった。

その気持ちはわかるなー。

なかなか経験できることではないですからねぇ。

しかも、利太も廣祐もイケメンだし。

 

利太がこれからグイグイ来るのかな?

楽しみです。