マンガ「ヒロイン失格」6巻のネタバレと感想

2015年に映画化!幸田もも子先生のマンガ「ヒロイン失格」6巻です。

マンガ「ヒロイン失格」6巻 第20話のあらすじ

廣祐とハイパーリア充な日々を送るはとり。

家に戻ると、安達がはとりの帰りを待っていた。

「利太は、はとりの事が好きで、自分と別れたがっている」と言う。

どう反応したらいいのかわからないはとり。

「利太の気持ちを尊重したいが、自分の気持ちは何処へやればいいのか」、と言う安達にはとりが言う。

「利太を好きって気持ち 誰が守んのよ!

頑張るんだよ! 何がなんでもくらいつくの!

あたしも何か 協力してやっから!

絶対別れちゃダメだからね!」

はとりはこの事を廣祐に相談する。

「寺坂くんは、本当にはとりちゃんの事、好きなのかな?」と廣祐。

はとりが廣祐を好きになったから、そういう気持ちになっているだけなのでは、と言う。

 

それを聞いたはとりは「利太の目を覚ましてあげれば解決する」と思い込む。

しかし、それは単に自分が利太を全然好きでない事が後ろめたいだけ、自分が悪者になるのが嫌なだけなんだ、と気付く。

利太は再度はとりに告白する。

「オレ はとりになるから。何があっても お前の味方ってやつ?」

利太はついに安達に別れを告げる。

 

マンガ「ヒロイン失格」6巻 第21話のあらすじ

 安達と別れた利太は、その事で根も葉もない噂を流される。

はとりは心配するも、自分には何もできない事が辛かった。

見かねた中島。

「言わせたい奴には言わせておけ、あんたはそんなに最低じゃない」、と言って利太を励ます。

利太は中島を誘って気晴らしに行く。

そこで中島に、安達からの手紙を見せる。

そこには、自分が一番辛いのに、一言も責めず、利太を気遣う言葉が並んでいた。 

「安達は俺なんかと関わらなければよかった」、と再び落ち込む利太。

 中島は、「安達は次に絶対いい男を捕まえる、人生長いんだし、利太と付き合った事は無駄じゃない」、と言って励ます。

「ありがとうな 中島」

笑顔でお礼を言う利太。

その顔にキュンとしてしまう中島だった。

 

一方はとりは利太のことが気になって、廣祐と一緒にいるのに上の空。

廣祐は、そんなに心配なら、利太の側にてあげればいい、その代わり、その都度自分の所に戻ってくるように、と言うのだった。

 

マンガ「ヒロイン失格」6巻 第22話のあらすじ

廣祐の許可を得て、利太を守る気まんまんのはとり。

それを見た中島は、「利太に必要以上に構わない方がいい」と忠告し、自分が代わりに利太の面倒を見ると言う。

突然の申し出に、中島が利太を好きになったのでは?と疑うはとり。

クリスマスも一緒に過ごすという話を聞いて、疑いは確信に変わりつつあった。

しかし、「利太を好きではない」と否定する中島。

イラつくはとり。

二人はケンカになってしまう。

 

マンガ「ヒロイン失格」6巻 第23話のあらすじ

中島とケンカ中のはとり。

もはやなぜこんなことになったのか、わからなくなっていた。

様子がおかしいことに気付いた廣祐は、何を悩んでいるか訊くものの、答えようとしない。

はとりは気持ちを切り替え、廣祐の事だけ考えることに。

 

そして24日。

廣祐とのデート中、中島の両親に遭遇する。

中島と利太が、家で二人きりだと知ったはとりは、デート中にもかかわらず、中島の家を覗き見しに行く。

はとりを怒りもせず、廣祐は手編みの手袋をプレゼントしてくれた。

廣祐の深い愛情を知り、自分の今までの行動を反省したはとり。

中島に「利太と付き合っていーよ」と伝える。 

もう絶対、廣祐のことしか考えない、と心に決めるのだった。

 

感想

クリスマスのはとりの行動が最低すぎて、読んでいてイライラしました。

廣祐に失礼すぎるのではないかと。

まぁ気になるのはわかりますけど。

結局のところ、はとりは全然利太から離れられてないな。

最後は廣祐のことしか考えない、と言っていましたが、全く信用できないなー。

廣祐も、はとりの気持ちをわかっていながら、一体何がいいんだろう。

(廣祐推しだけに、はとりなんてやめとけーって言いたい)

 

中島と利太のクリパ、「中島いつもありがとう」、と母の日的なケーキが出てきたの、面白かったです。

そういえば中島って、はとりと利太のお母さんみたいだ。

利太のこういうところ、中島が言っていた、母性本能くすぐり系、ってやつなんでしょうか。

甘えん坊な笑顔も最強の武器ですね。

やるなぁ、利太。