2015年に映画化!幸田もも子先生のマンガ「ヒロイン失格」5巻です。
もくじ
マンガ「ヒロイン失格」5巻 第17話のあらすじ
「恋なんて幻想」と言っていた廣祐から、思いがけないマジ告白をされて有頂天になるはとり。
真剣に付き合い始めたはとりと廣祐。
中島は利太に「もう、はとりを惑わすような事言うな」と釘をさす。
文化祭当日、はとりは利太と一緒に作業することになってしまう。
最初は気まずかったが、次第に普通に会話できている自分に驚く。
「これからはフツーに幼なじみとしてよろしく」と利太に伝える。
ミスターコンテストで優勝したら、「はとりちゃんの一番大事なもんもらっちゃうんだ」と利太を挑発する廣祐。
初めはやる気のなかった利太だが、本気のバイオリン演奏を披露する。
終わった後、廣祐の挑発にのってしまったことを悔いる。
そこにはとりが現れ、「すごかった」と興奮気味に言う。
「簡単に 好きとか言うなよ。そんな簡単に 次行ける程度の気持ちだったんだな」
「何が これからは、幼なじみとして、だよ。さんざん引っかきまわしといて、よく言えんな。何が一生一緒にいるだよ。軽い気持ちで言うなよ!」
一気にまくし立てる利太。
「あたしが いつ、軽い気持ちで あんたを好きだったよ」
涙を堪えながら言うはとり。
「あんたを好きだったこの5年間、時間の無駄だった」と言ってその場を去る。
マンガ「ヒロイン失格」5巻 第18話のあらすじ
くやしい、なんであんな奴、好きだったんだろ。
廣祐は泣いているはとりに訊く。
「で、何があったの?寺坂くんと」
廣祐にはお見通しだった。
はとりの中で、利太は簡単に割り切れるものじゃない、とことん付き合うから、と言って慰める。
文化祭の次の日、ミスターコンのご褒美を、と廣祐の自宅でデートすることに。
何もかも完璧な廣祐を見て、自分のどこがいいんだろう、と疑問に思うはとり。
一方廣祐は、「今までよっぽど大した恋愛してこなかったんだなと思う」、「こんなに誰かを好きだなと思うのは初めてだ」、とはとりに伝える。
はとりは、廣祐の気持ちがまっすぐすぎて、その気持ちに応えられているのか、不安になってしまい、2度目のエッチも未遂に終わる。
謝るはとりを優しく慰めてくれる廣祐に、精一杯の気持ちで応える決意をする。
帰宅途中、利太に遭遇する。
「オレ お前の事 好きみてぇだ」
突然の告白。
マンガ「ヒロイン失格」5巻 第19話のあらすじ
利太の突然の告白。
しかし、はとりを好きだと言いながら、利太は安達に別れを切り出せずにいた。
利太と気まずいまま、クラス会に参加するはとり。
いじられキャラにされ、あれこれ言われてキレそうなはとりを利太がかばう。
はとりはクラス会終了後、利太にお礼を言う。
「別にお前のためじゃねーし」と利太。
はとりは迎えに来た廣祐と仲良く帰宅する。
ひとり落ち込みながら歩く利太。
見かねた中島が話しかける。
「情けねー男だな おい」
「情けねーよ。どーせオレは。はとりへの気持ちは 消すって決めたのに、弘光がむかついてしょーがねぇ。安達を裏切ってるってわかってて、正直に打ち明けることもできねぇ。」
「もー どーしたらいいか わかんねぇ」
中島は利太を一喝。
「はとりへの気持ちが消せないんなら、安達さん捨てて、あんたもちゃんと 傷つきなよ」
感想
廣祐がついに本気になりました。
チャラかった時より、カッコ良さが増した気がします。
利太が一層ダメダメに見えてしまう・・
中島が良かったです。
「あんたもちゃんと傷つきなよ」って。
なかなか言えないですよ。
ホントいい友達だな。
今、はとりの中で利太がどのくらい占めているのか。
半分以上は廣祐になってるかなーと思いますが、まだまだちょっとしたことで揺らぎそうです。
利太は安達さんに別れを告げることができるのか。