「オオカミ少女と黒王子」第12巻のネタバレと感想

八田鮎子先生のマンガ「オオカミ少女と黒王子」第12巻です。

別冊マーガレットで2011年7月号から2016年6月号まで連載されていました。

アニメ化されて、DVDも発売されています。

2016年には、二階堂ふみさんと山﨑賢人さん主演で、実写映画化されました。

どちらもおすすめです。

八田先生の新連載、「ばいばいリバティー」は第1巻が発売中!

「オオカミ少女と黒王子」第12巻のあらすじ

テラポンに抱きしめられるエリカを目撃してしまった恭也。

何も見ていないかのように、エリカにDVDを渡し、その場を離れる。

急いで追いかけるエリカ。

恭也と言い合いになり、喧嘩になってしまう。

 

冷静になったエリカは、「自分に非があるのかも」と思うが、いつも自分から折れることに納得いかず、今回は屈しない姿勢を貫く。

一方の恭也も全く反省する気は無い様子。

 

2人の様子を見ていた河西は、「なぜ価値観の違うエリカと付き合うのか」と恭也に問う。

「私だったらもっと合う人がいい」と言うのだった。

 

バイト中も不機嫌を引きずったままのエリカを元気づけようと、テラポンは仲間とのカラオケに誘う。

帰り道、「恭也と別れた方がいい」と言うテラポン。

「ひとりになったら、俺がもらってやる」と言って、エリカの頬にキスをするのだった。

 

「テラポンは自分に興味が無い」と言っておきながら、結局恭也の言う通りになってしまい、謝って全てを話そうと決意したエリカ。

謝るエリカに、「俺もくだらない事を言った」と謝る恭也。

いい雰囲気で仲直りできた為、エリカはテラポンのことを言いそびれてしまう。

テラポンと決着がついたら全部話そうと決める。

 

そしてテラポンを呼び出し、はっきりと断るも、引き下がろうとしない。

そんな中、テラポンに言い寄られているところを、河西に目撃されて、恭也に伝わってしまう。

エリカのバイト先に寄った恭也は、エリカとテラポンが会っていることを聞き、急いで現場に向かうのだった。

 

その頃エリカはテラポンを呼び出し、改めて自分の気持ちを伝えていた。

するとテラポンはいきなりエリカを平手打ちし、「目を覚ませ」と言う。

反論するエリカをもう一度叩こうとしたその時、恭也がテラポンを止める。

「二度とエリカに近づくんじゃねぇ。エリカは俺のなんだよ。

エリカの意思は関係ねぇ。欲しいなら、俺に許可をとれ」

そしてエリカを連れて帰る。

恭也はエリカを叱り、「お前は俺だけ見てろ」と言うのだった。

 

いよいよ修学旅行。

偶然にも、健の学校も行き先が北海道、泊まるホテルも同じだった。

夕食後、さんちゃんは気を使ってエリカと恭也を2人きりに。

その間、お土産を見たりして時間を潰していると、健に遭遇する。

考え事をしていたと言う健。

さんちゃんに、

「俺 さんちゃん好きだ!

恋の相手を 決めれるなら、さんちゃんみたいな 女の子がいい」

と、突然告白する。

「ありがとう」と答えるさんちゃん。

ちょうどその様子を、望と手塚とマリンが目撃してしまうのだった。

 

 

 

テラポンに責められるエリカ。

恭也が駆けつけたところ。

「欲しいなら俺に許可を取れ」とか。

なんなの。カッコよすぎか。

恭也、暴力は嫌いとから言ってた割に、結構手を出してますよね。

喧嘩っ早いわけじゃないし…正当防衛だし…いいのか。

 

テラポン、エリカが忘れられなくて、すごく努力したというストーリーがあったので、最後は少し気の毒でした。

いい子にしか見えなかったので。

女の子に手を出しちゃダメですけど。

 

恭也とエリカ、今回も結ばれるかなーというところでまたも未遂に終わってしまい。

恭也ザンネン。

ここまでくると、これは最後の方まで引っ張りそうな予感がします。

 

健の告白、さんちゃんにとっては返答に困るだろうなぁというものでしたが、なんとも健らしくて良かったです。

言われた方は「だから何?」ってなりそうな告白でした。

ホントこの子は真っ直ぐすぎる。

男子校だし、同級生に、頭の中も筋肉って言われてましたけど、そんな感じがします。

女子とは無縁の生活を送ってきたんだろうな。

さんちゃんとお似合いのカップルになりそうだけど、望が黙ってないかな?

最後、そんな表情でしたよね。

お口がミッフィになってました。

まさかの「俺も!」ってことだったりして!?