八田鮎子先生のマンガ「オオカミ少女と黒王子」第11巻です。
別冊マーガレットで2011年7月号から2016年6月号まで連載されていました。
アニメ化されて、DVDも発売されています。
2016年には、二階堂ふみさんと山﨑賢人さん主演で、実写映画化されました。
どちらもおすすめです。
八田先生の新連載、「ばいばいリバティー」は第1巻が発売中!
「オオカミ少女と黒王子」第11巻のあらすじ
デートの約束をしていたエリカと恭也。
エリカは当日熱を出してしまい、フラフラの状態で待ち合わせ場所に現れる。
驚いた恭也は、エリカを家まで送り届けて看病することに。
ハンバーグが食べたいと言うエリカの為に、スーパーへ買い出しに出かけると、さんちゃんに遭遇する。
ハンバーグの作り方を聞く恭也。
そんな恭也を見て、「人ってここまで変わるものなんだ」としみじみ思うさんちゃん。
エリカは「自分のどこが好きなのか」を恭也に聞きたかったが、「こうしてそばにいてくれる事が全てだから、どうでもいい」と思うのだった。
恭也がエリカの家を出ようとすると、父親に遭遇してしまう。
そそくさと立ち去る恭也。
次の日エリカから、「父親からの伝言」を聞く。
「キミを信用しています。楽しみにしています」
修学旅行が近くなり、恭也は実行委員に指名される。
一緒にいる時間が減ってしまうと落ち込むエリカ。
さらに、小遣いが足りないという状況に陥り、短期のアルバイトをすることに。
恭也と共に、実行委員の河西。
恭也の笑顔が作り笑顔であることを指摘する。
「あなたに興味ないから安心して」という河西に、普通に接することにした恭也。
一方、アルバイトを始めたエリカ。
同じ職場には中学の同級生、寺崎がいた。
寺崎は中学時代、一番仲の良い男子だったが、エリカが振った相手でもあった。
久しぶりの再会に意気投合する2人だった。
ある日、恭也はレンタルしたDVDを返すついでに、エリカの様子を見にバイト先に行く。
エリカの仕事が終わるのを待って、一緒に帰る2人。
それとなく「バイトを変えた方がいい」と言う恭也だった。
エリカは恭也に急接近する河西を警戒していた。
美術の時間、恭也と親しげにする河西にキレて、恭也に激怒してしまう。
「気にしすぎ」と言う恭也に納得のいかないエリカは、バイト先で寺崎に愚痴を聞いてもらう。
エリカの話を親身に聞いてくれる寺崎に、つい涙ぐんでしまうエリカ。
寺崎は「いいから泣いとけ」と言ってエリカを抱き寄せる。
ちょうどそこへ、レンタルの返却に来た恭也に現場を目撃されてしまうのだった。
恭也がエリカの為に、料理をする日が来るとは!
読者としても、エリカと同じく感無量ですね。
今までの数々の苦しみもチャラになったかな。
エリカは風邪ひいた時にハンバーグが食べたいと言っていましたが、風邪ひいた時に食べたい物って人それぞれありますよね。
私は昔おかゆが好きではありませんでした。
消化にいいから出されるのだと思いますけど、特別おいしいわけでもないのに、なぜこんなものを…くらいに思っていました。
どうせだったら病人が食べたい物出せ、と。(食欲があること前提ですけどね)
お母さん、怒ってましたけど…これはエリカが悪い。
そもそも高校生のお小遣いってどのくらいなんでしょう。
うちはまだ子供が小さいので先の話ですが、スマホなんぞ持たせたらどうなることやら。
今から恐ろしい。
ひょっとして、中学生もスマホ持つ時代!?
河西さんの出現により、エリカが若干ウザイ女になっていました。
手塚とマリンも言っていました。
もう少し自信を持ってもいいのにと思います。
河西さんはカワイイし、恭也に好意が無いくせに、グイグイ距離を縮めてくるのが余計エリカの不安を煽っていますね。
エリカには申し訳ないけど、最近平和だったので、少しかきまわすキャラが出てきてくれて、こちらとしては楽しいです。
テラポンの行動、わかりやすくないですか!?
エリカがテラポンの気持ちに気付かないの、鈍感すぎるというか…
いつも本当に自分のことだけでいっぱいいっぱい過ぎるなぁと思います。
恭也ですら、一度店に来てテラポンを見ただけで何かを感じ取っていましたもんね。
大変なところを見られてしまって、さぁ、エリカどうする!?