「3月のライオン」第6巻のネタバレと感想

将棋の知識ゼロでも楽しめる「3月のライオン」第6巻です。

2017年3月18日、実写映画の前編が公開です!

アニメは毎週土曜23:00から、NHK総合テレビで放送中です。

2017年1月25日には、Blu-ray&DVD第1巻が発売されました。

それでは、原作の「3月のライオン」第6巻の内容と感想をお届けします。

マンガ「3月のライオン」第6巻のあらすじ

いじめにあっているひなに、何かできることはないかと考える零は、まず林田先生に相談してみることに。

「彼女の為ならなんだってする」と言う零の向かう先が、少しズレていることに気付く林田先生。

零の暴走をなんとかして止めようとする。

 

ひなのためにお金を貯めようと考えた零は、対局に負けて悔しがっていた。

二海堂やスミス達は、今まで見たことがないそんな零に驚く。

 

川本家を度々訪れる零に、ひなは少しずつ学校の話をするようになった。

それは、誰もがどこかでぜったいに、感じた事のある物語。

「誰がえらくて 誰がえらくないって 誰が決めるの?」

「みんな同じ中学生なのに 人間なのに」と言うひな。

 

零は思っていた。

辛すぎるのなら そこから立ち去っていい

まともじゃない事を してくるヤツらには

まともに 立ち向かう事はしなくていい

しかし、ひなはただ辛がっているのではなく、猛烈に怒っているのだった。

零は、あかりやひなに頼りにされていると感じながら、自分は「必要とされたい」のだと気付く。

 

新人戦、準決勝の対戦相手は蜂谷すばる五段。

舌打ち、びんぼうゆすり、自分勝手に空気を読まない蜂谷に対し思う。

世界の中心は 自分だとでも 思ってんだろうな

 

ひなの担任のことを聞いた林田先生は、零を励ます。

「必要とされたい だから強くなりたい」

「それのどこが 不純なんだ?」

「お前に出来る事を まず いっこいっこ やるしかないんだよ」

 

新人戦を勝ち進む零は、二海堂が病気で入院したことを知る。

島田から二海堂の全てを聞いた零は、決勝戦への意気込みを新たにする。

 

新人戦決勝は大阪。

相手は山崎順慶。

対局中、零の頭の中には二海堂の言葉が何度もよぎっていた。

新人王を獲った零は、修学旅行中のひなのところに駆けつける。

鴨川でひとり座り込むひなは、零を見つけると大声で泣き出してしまうのだった。

 

ひなの為、対局に負けられないと意気込む零が一言。

「新人王に おれはなるっっ」

ルフィ出ました。

羽海野先生もワンピース読むのかな・・

 

零が対局料やひなの学費を計算した紙を持ち込んで、林田先生に相談に行く場面、

調べないと・・・

俺も教師生命の 何かをかけて何とかしないと!!

桐山があの書類を持って 彼女の家で演説を始める前に!!

でないと あの子 どん引かれちゃう!!

ここの1ページだけで凝縮された林田先生の気持ちがひしひしと伝わりました。

先生は本当に零のこと何とかしてあげたいんだと。

3月のライオンってとにかく細かい文字が多くて、またその細かいところまで面白いんです。

刮目して待っていたんですが、結局は零自身がお金で解決できないと気付いちゃいました。

先生良かったですね。

 

零が修学旅行中のひなを探すため、初めは人ごみの中を探します。 

ああそうだ 思い出した

こんな笑い声の中には

ひとりぼっちの人間はいられない

いられる訳が無い

そういって鴨川でひなを見つけるところ、泣けました。

零くんだからこそ気付けたんですよねぇ。

青春の大気圏に突入してしまった零くん、どうなることやら7巻。