今日は「アオハライド」9巻の感想です。
「アオハライド」9巻のあらすじ
洸に告白してフラれてしまった双葉。
双葉は洸が唯と付き合っていると思い込んでいます。
自分の幸せを見つけるために、日曜日に冬馬と出掛けることにした双葉。
唯が偶然、当日のことを電話で話している双葉を見かけ、内容を聞いてしまいます。
そして洸と唯も日曜日に、双葉たちと同じ場所へ出かけることになります。
公園で、双葉は洸と唯が一緒にいるところを見てしまい、付き合っているのだと確信します。
洸も、双葉と冬馬が抱き合うところを目撃してしまいます。
洸はこれが唯の仕組んだことだと理解し、唯に「もうそばにいてやれない」と告げます。
しかし唯は全く聞き入れず、話は平行線のまま。
一方双葉は、「洸への気持ちごと引き受ける」と言ってくれた冬馬と付き合うことにします。
洸は双葉と冬馬が付き合うことになったと知り焦りますが、時すでに遅し。
双葉は洸の様子がいつもと少し違うなと思いつつも、冬馬と一緒に進んでいくんだと決めます。
ここで9巻は終わりです。
最初の方で、洸が双葉に怒っているのかどうかを問うシーンがあります。
洸「おこなの?」
双葉「おこだよ!」
というやりとり。
これ、咲坂先生が「ビミョーに古い」って小さく書いているのですが、今でも聞きませんか??
「激おこだよ!」とか。
私の周りだけでしょうか・・
9巻は個人的に洸がかわいそうになってしまいました・・
全くもって自業自得なんですけどね。
唯に対しても双葉に対しても結局中途半端なことをしているわけで、読者の大半を敵に回してもおかしくないのですが。
洸本人がそれをわかっているだけに、余計なんとかしてあげたい!と思いながら読みました。
「菊池に渡したくねーなぁ」なんて本音で言うようになったし。
双葉と冬馬が図書館にいると聞いて走っていき、双葉と窓越しに手を重ね合わせるシーンとかもう、ますます切ないです。
修子が小湊から洸の本当の気持ちを聞いて知ったのは、双葉と冬馬が付き合い始めるその日だったので、もしも修子が即双葉に伝えたとしたらどうなってたか・・
と、また少女マンガが成り立たないことを妄想していました。
洸贔屓でスミマセン。
悠里と内宮くん、日曜日の公園ではすれ違ってしまいましたが、最終的に付き合うことになって良かったですねー。
この2人はホントお似合いだと思います。
悠里が次に進めて良かった。
次はいよいよ10巻!もう10巻です!