やまもり三香先生のマンガ「ひるなかの流星」第2巻です。
2011年から2014年まで、マーガレットで連載されていました。
2017年3月に実写映画公開です。
やまもり先生の新連載、「椿町ロンリープラネット」もおすすめです!
マンガ「ひるなかの流星」第2巻のあらすじ
自宅で勉強をしているすずめと獅子尾先生。
すずめは先生のことが好きだと自覚する。
1泊2日の親睦会、すずめはゆゆかに「どうして馬村が好きなのか」聞く。
自分は本当に獅子尾先生が好きなのか、まだ納得のいかないすずめ。
散歩に出かけたすずめは森で迷い、探しに来た馬村と一緒に足を滑らせて崖に落ちてしまう。
助けを待つ間、馬村と話をしながら、どうして馬村の前では素直になれるのだろう・・と考える。
そこへ助けに来たのは獅子尾先生だった。
ゆゆかは獅子尾先生とすずめの親しそうな様子を見てすずめに聞く。
「あんたと獅子尾先生って 付き合ってんの?」
答える様子を見たゆゆかはすべてを理解。
「アンタが 獅子尾先生のこと すきなんだ」
熱を出してキャンプファイヤーに参加できないすずめの所に、獅子尾先生が捕まえた蛍を持ってやってくる。
すずめは蛍を見ながら、自分の気持ちに正直になろうと決めるのだった。
親睦会の後はテストが待っていた。
諭吉おじさんのお店に集合して皆で勉強することに。
やる気を出さないすずめにキレたゆゆかが、素の自分をさらしてしまう。
それをかばおうとしたすずめは、馬村のクセをばらしてしまう。
帰り道、ばらしたことを謝るすずめの頬に、馬村がキスをする。
「これでゆるす」
そう言われても何が起きたかわからないすずめ。
ゆゆかの気持ちを知っているだけに、どうにかしなければと思うすずめは、馬村を呼び出して問い詰める。
「オレが冗談で あんなこと するとでも 思ってんの?」
馬村が自分に好意を持っていると知ってしまう。
それ以来少し気まずくなる二人。
ゆゆかは馬村の様子が前と少し違うことを感じ始めていた。
放課後、補修のプリントを終えて、送ってくれるという獅子尾先生と帰ろうとするすずめ。
校門の前に立っていたのは、獅子尾先生の元彼女だった。
元彼女「つぼみ」は、獅子尾先生に尋ねる。
「私とわかれて さみしかった?」
ある日すずめは、校門の前で獅子尾先生を待つつぼみに遭遇する。
つぼみが返そうとしていた獅子尾先生のジッポーを受け取り、保健室で寝ている先生のもとへ。
先生の姿を見ているうちに、自分の気持ちが抑えきれなくなったすずめは「すき」と口にしてしまうのだった。
バイオハザードみたいな顔になるまで悩んでしまっているすずめ、乙女ですねぇ。
「どうしたらいいかわかんない」という気持ちに溢れていました。
ゆゆかがすずめに本音を話すようになり、すずめもゆゆかには心を開き、1巻では想像できなかった関係性を築きつつあります。
女子の友情っていいなぁ・・でも男が絡むとやっかいですからね。
馬村のことを知ったらどうなるかなぁ。
仲良しでいてほしい。
馬村が「あれっ?」っていう動きを見せるようになりました。
当て馬いよいよ本格始動か。
先生推しでしたが、馬村もいいなぁと思うこの頃です。
すずめには素直に胸の内を話すようになってきました。
女子が苦手な理由とか。
なんか放っておけない!という位置にいます。
馬村がんばれ!でもゆゆかも頑張ってほしい・・
先生が必死の形相で探しに来たところを見て、馬村も「あれっ?」となっていましたね。
こいつはライバルか!?と認識したのでしょうか。
まあまあ そう言うなって
心配すんのもわかるよ
あぶなっかしーもんなぁこいつ
こんなことしてたら、ゆゆか以外の人も「え?」ってなりますよ。
獅子尾先生がいちいちすずめにやさしいです。
天然だろうから憎めないけど、計算済だったら憎たらしいわ。
獅子尾先生の中で、少しずつすずめが特別な存在になっている表れでしょうか。
蛍のシーン、ロマンチックですよね。
獅子尾氏なんとまぁ粋な演出。
でもあの蛍、あの後どうしたんだろう・・
あんな大量に・・
全部捕まえたのかな・・
寝ている時に飛んでたらヤダな・・
蛍って光るところは綺麗だけど、所詮「虫」だしね・・
(雰囲気ブチ壊しなこと言ってすみません)
ゆゆかの本性がバレてしまうシーンでは、すずめナイスアシストでした。
馬村はとんだ災難でしたけど。
でもこれで、馬村は今後もっと生きやすくなるんだと思います。
女子には近寄り難かった存在も、身近になったことでしょう。
帰り際のキスは、ちょっと先走っちゃったかー感がありましたけど、応援したい!
でもすずめは先生とくっついて欲しい!
揺れる読者心。
うっかり先生に告白してしまったすずめですが、元カノつぼみの出現で、3巻は大荒れか。。