「ひるなかの流星」第4巻のネタバレと感想

やまもり三香先生のマンガ「ひるなかの流星」第4巻です。

2011年から2014年まで、マーガレットで連載されていました。

2017年3月に実写映画公開です。

やまもり先生の新連載、「椿町ロンリープラネット」もおすすめです!

マンガ「ひるなかの流星」第4巻のあらすじ

お祭りで先生とつぼみを目撃したすずめは、二人が付き合っていると勘違いしていた。

 

すずめは夕食を買いに行ったスーパーで、財布がなくてレジで困っている人を助ける。

その人は馬村の父親だった。

すずめは馬村が大輝という名前であることを知る。

馬村の弟に、自分にとって馬村は特別な友達だと告げる。

それを聞いた馬村は、

「今は 特別な友達ってことで ゆるす」

と言い、これまで気まずかった二人は仲直りする。

 

ある日、つぼみが家にやってくる。

今日で日本を離れると言い、獅子尾先生への手紙を預ける。

初めは迷っていたすずめだが、先生に渡すため家を出た。

先生は公園で、つぼみとのことを誤解しているすずめに、「いろいろあったけれど、もう終わった」と告げる。

「すずめを傷つけたから」という先生に、「傷ついているのは先生の方だ」と言うすずめ。

先生は何も言い返せないのだった。

すずめは、つぼみと元に戻っていないことが嬉しい半面、傷ついている先生に対して何もできない無力さも感じていた。

 

つぼみが獅子尾先生に渡した水族館のチケットにより、なりゆきからデートすることになったすずめ。

最初はぎこちなかったが、徐々に自分のペースを取り戻す。

しかし、距離を置かれたり、特別だと言ったり、手をつないだり、先生の事がよくわからなくなってしまう。

すずめは先生に、正直にそう伝える。

オレって 昔から面倒な事に あんま関わらずにきたっていうか

一歩引いて要領よく深入りせず てな感じで

つぼみのことも 自分の気持ちも見ないフリしてやり直そうとしたり

ズルくて最低な奴なんだけど

そう自己分析した獅子尾先生は、すずめといると「楽しい」のだと言った。

 

先生の言葉がひっかかったまま新学期を迎えたすずめ。

文化祭の実行委員に立候補する。

ゆゆかは皆川先輩につきまとわれていた。

水族館以来、気のせいか、先生の様子が少し変わったと感じるすずめ。

それは徐々に確信に変わろうとしていた。

 

小馬村がかわいい!

イケメンの父親はイケオジで、弟もやはりイケメンでした。

わりと歳が離れているのに、お兄ちゃんのことを「大輝」と呼び捨てしているのも良い。

スーパーで食材を選ぶ馬村父。

父子家庭って大変そうだな・・というシーンでした。

 

すずめが急に大人になったように見えました。

いま 傷ついてるのは 先生の方だと思います

冷静に先生を分析しています。

弱みを見せる獅子尾先生・・しっかりしろよ!!と。

水族館でも自分で言っていましたが、獅子尾先生は自分に危険が及びそうになると速攻守りに入るタイプなんですかね。

最低ではないと思いますが、ズルいと言えばそうかも。

獅子尾先生自身が、思っていたよりつぼみの事でダメージくらっていたんでしょうね。

ちゅんちゅんの方がお姉さんみたいだ。

 

ずっと前から じゅうぶん

女の子だろ 君は

先生・・意図的なのか何なのか。

すずめを翻弄しまくってます。

大人だろ!思わせぶりな態度とるなー!

もう素直になっちゃえよ、と思いますが、大人の事情がありますよね。

先生ですから。

こんなの続いたら、すずめだって期待しちゃいます。

ちょっとすずめがかわいそう。

 

獅子尾先生推しだったのに・・先生を否定することをたくさん書いてしまいました。

文化祭はどうなることやら。

皆川先輩につきまとわれるゆゆかの行方も気になります。