「ひるなかの流星」第5巻のネタバレと感想

やまもり三香先生のマンガ「ひるなかの流星」第5巻です。

2011年から2014年まで、マーガレットで連載されていました。

2017年3月に実写映画公開です。

やまもり先生の新連載、「椿町ロンリープラネット」もおすすめです!

マンガ「ひるなかの流星」第5巻のあらすじ

いよいよ文化祭当日。

ゆゆかは劇の本番前、何かを思いつめたようにメールを送信する。

 

すずめのクラスの執事&メイド喫茶は大盛況。

諭吉おじさんが獅子尾先生をつれてやってくる。

「担任のくせに 生徒たぶらかしてんじゃねーよ」

と獅子尾先生を責める馬村。

 

獅子尾先生は、教室を出る時に馬村を呼び止めて言った。

「たぶらかせるだけの存在なら 楽だろうな」

「それが わかんねーうちは だまっとけ クソガキ」

 

ゆゆかはメールで馬村を呼び出していた。

なかなか言い出せないゆゆか。

立ち去りそうになる馬村に、ついに告白する。

フラれたゆゆかが泣いているところに、皆川先輩がやってくる。

 

休憩中、ひとりで文化祭を楽しむすずめの隣に、アライグマの着ぐるみを着た獅子尾先生が現れる。

一緒にゆゆかの劇を観ることに。

 

獅子尾先生は、後夜祭に行こうとするすずめを呼び止める。

「お前さ、本当に何も気付いてないの?」

意味が解らず、きょとんとするすずめ。

「あの日も 今日も、全部 ちゅんちゅんだけのために やったわけじゃない」

「オレがただ お前と一緒に いたかったんだ」

「きっと 君は 俺にとっての

昼中の 流星なんだ」

そう言われても事態がのみ込めず、言葉が出ないすずめだった。

 

一方、後夜祭ではちょっとした事件が。

ミスター&ミスコンで、皆川先輩と共に優勝するゆゆか。

皆川先輩は、ゆゆかのことは本気だと伝え、おでこにキスをする。

とっさに殴るゆゆか。

 

文化祭が終わり、すずめと獅子尾先生の距離が少し縮まりつつあった。

そんな中、先生の誕生日が近いことを知ったすずめは、お祝いする資金を得る為、諭吉おじさんの店でアルバイトすることに。

内緒で働いていたが、獅子尾先生が店に来てばれてしまう。

自分のプレゼントの為にやっているなら嬉しくないと言われてしまうすずめ。

うじうじ悩んでいるところに、ゆゆかが喝を入れる。

そしてすずめは、「先生と一緒にお祝いするのが楽しみだった」と伝える為に、先生のところへ急ぐのだった。

 

執事馬村、目の保養でした。

よく少女マンガに出てくる文化祭のシチュエーション、今の時代はこんな感じなのでしょうか。

昔は無かった・・カフェとかやりたかったなぁ。

馬村くん、この見た目で女子が苦手なんて勿体ない。

男子ばかりを接客し、女子から写真を一緒に撮ろうと言われて拒否する馬村に、すずめがナイスフォローしてました。

「霊媒体質で変なモノ写っちゃうから」って笑えました。

 

担任のくせに 生徒たぶらかしてんじゃねーよ

馬村VS獅子尾、ついに本格化でしょうか。

馬村の言う事はごもっともです。

獅子尾先生の行動がそう見えてしまいますよね。

しかし、先生にも言い分が。

「クソガキ」と言っている割にはムキになっています。

否定もしないところをみると、先生も腹くくったのでしょうか。

 

本当になにも 気付いてないの?

ついに先生が自分の気持ちをすずめに伝えました。

馬村のことがあって焦ったかのようにも見えました。

「悪い、馬村」って小さい声で言ってましたしね。

セリフもちょっと遠まわしでわかりにくい!

そんなんじゃ、一度フラれたすずめにはもっとわかりにくい!

でも一応お互いの気持ちが通じたということで、獅子尾先生推しとしては嬉しい。

すずめが無意識にやきもち焼いたりしてかわいいです。

普通にカップルっぽいやりとりが垣間見れるようになりました。

 

ゆゆかはちゃんと馬村に告白できましたね。

ホントしっかりした子だなと思います。

そして鋭い。

あんた 先生と何かあったでしょ?

さすが名探偵ゆゆか。

すずめと獅子尾先生の変化にはすぐ気付いて、アドバイスも的確。

ゆゆかと皆川先輩の行く末も気になってきました。