「ひるなかの流星」第6巻のネタバレと感想

やまもり三香先生のマンガ「ひるなかの流星」第6巻です。

2011年から2014年まで、マーガレットで連載されていました。

2017年3月に実写映画公開です。

やまもり先生の新連載、「椿町ロンリープラネット」もおすすめです!

マンガ「ひるなかの流星」第6巻のあらすじ

ゆゆかに背中を押されたすずめは、獅子尾先生にプレゼントを渡しに行く。

ありがとうと受けとる先生。

クラスでは誕生日サプライズが実行され、笑顔の先生を見て満足するすずめだった。

 

学校からの帰り道、誕生日だし、今日くらいは手を繋いで歩こうという獅子尾先生。

すずめは、今日がもう少し続いたらいいのにと思うのだった。

 

次の日、先生はすずめからのプレゼントのネクタイをして、学校へ。

寿司柄をからかわれる先生と、照れながらも嬉しそうなすずめを見た馬村は、二人に何かがあったと察した。

すずめと先生の距離が近くなったことが面白くない馬村は、すずめに対してそっけない態度。

それでもやはりすずめを気遣う馬村。

すずめが先生に渡しそびれたおにぎりを食べる。

 

クリスマス、クラスではパーティーが開かれた。

パーティーの後、獅子尾先生と会う約束をしていたすずめ。

しかし、先生の仕事が長引いてしまい、会えそうにないというメールが届く。

落ち込むすずめを見た馬村は、綺麗なツリーのある場所に連れて行く。

すずめは、自分の誕生日が12月1日だったこと、それを先生に言えなかったこと、を馬村に話す。

泣きそうなすずめに馬村はマフラーをプレゼントする。

 

馬村と別れたすずめは、仕事が終わった先生と近所の公園で会うことに。

先生からプレゼントをもらう。

結局、自分の誕生日の事は言えず仕舞いだった。

 

次の日、学校で馬村は獅子尾先生に詰め寄り言った。

「お前、教師なんだろ、大人なんだろ」

「なら テメェの行動に 責任もてよ。あいつのこと 一番にわかれよ」

 

皆川先輩はゆゆかを呼び出し、クリスマスにピザの配達のアルバイトをしていたこと口止めする。

 

ある日、すずめは諭吉おじさんに頼まれて、先生の家に行くことになった。

家には先生の友達が来ていたが、買い物に出かけてしまい二人っきりに。

緊張した空気が流れるなか、先生はすずめにキスをしようとするが、友達が帰宅してしまい未遂に終わるのだった。

 

寿司柄ネクタイはないわーと思いましたが、どうなんでしょうか一般的に。

よーくみたら細かい寿司柄だった、ならまだいいかも・・

逆に売っているそれを見つけたすずめもすごい。

好きな子からもらった物なら、どんな柄でもしますかね!?

世の中の男性方に問いたいです。

いくら自分の好きな柄とはいえ・・察しようよすずめちゃん。

いつもオシャレな先生がかわいそうだ。

クラスの生徒にからかわれて、照れながらも嬉しそうな先生も良かったですけどね。

 

馬村の先生に対する態度はいかんと思います。(ライバルとしては対等ですが)

馬村は獅子尾先生よりずっと、すずめのことが見えています。

先生も一番にわかりたいと思っているけれど、わからないんでしょうね。

すずめ自身が先生の前では素になれていない。

一方、馬村には本音を打ち明けられて、素直な部分を見せている。

馬村としては、すずめと獅子尾先生が仲良くするのを目の当たりにして、相当気分が悪いだろうなと。

なのに、すずめがピンチの時はいつも助けに来て、王子様だなぁ。

好感度は上がる一方です。

すずめと獅子尾先生、気持ちが通じているのはお互いわかっているのに、読者的にはなんかこうスッキリしない。

先生側は、教師という立場で相手は生徒、まだガンガンいけない部分があるんだろうな。

自分が本当に正しいのか わかんなくなる 

「どうしたらいいかわからない」

でも余り中途半端なことはしないでー!と思うばかりです。

すずめはそれでも嬉しいのかもしれませんけど。