「ひるなかの流星」第9巻のネタバレと感想

やまもり三香先生のマンガ「ひるなかの流星」第9巻です。

2011年から2014年まで、マーガレットで連載されていました。

2017年3月に実写映画公開です。

やまもり先生の新連載、「椿町ロンリープラネット」もおすすめです!

マンガ「ひるなかの流星」第9巻のあらすじ

高校2年生になったすずめ。

1年生の女子たちにチヤホヤされて、機嫌が悪い馬村。

ゆゆかたちは、偽彼女作戦で馬村のまわりの女子を蹴散らそうとする。

彼女に仕立てられたすずめ。

しかし、馬村は断ってしまう。

 

相変わらずモテモテの馬村。

そんな馬村を見て、少しもやっとした気持ちになるすずめ。

ゆゆかから、それは「やきもち」だと指摘される。

 

ある日、すずめが馬村を盗撮していた女子を注意してもめているところに、獅子尾先生が通りかかる。

先生と話をするすずめを見かけ、とっさに近づく馬村。

「俺達 付き合ってるから」と突然の宣言。

すずめは、獅子尾先生に「おめでとう」と言われ、少しショックを受けている自分に気づく。

 

一旦は消えた「偽彼女作戦」を本当に実行することにした馬村とすずめ。

1週間たち、徐々に事が丸くおさまりつつあった。

馬村に対する気持ちにもやもやするすずめだったが、今回はゆゆかに相談できずにいた。

学校からの帰り道、作戦は今日で終わりにしようと言う馬村。

二人は寄り道することに。

馬村についていくと、到着したのは前に獅子尾先生と訪れた水族館だった。

馬村は「先生との思い出が残る水族館に入れない」というすずめを強引に連れて中に入る。

しばらくふてくされていたすずめの機嫌を直すため、買ったぬいぐるみを渡す馬村。

すずめは「なんでそんなに優しくするのか」と馬村に聞く。

「好きだからだろ」

「お前が アホでめんどうなことも

まだ アイツのこと ひきずってるのも 知ってる

けど それでも あきらめられない

オレはもっと バカなんだろうな」

馬村から二度目の告白を受けるすずめ。

どうしたらいいか悩んだ末、ゆゆかに相談することに。

 

ゆゆかは「友達として好きなのか」「恋愛として好きなのか」わからないというすずめに言った。

「恋愛に正解はないんだから どっちのこたえでも

あんたが選んだ方が 正しいの」

答えを出したすずめは、馬村の自宅に向かって走るのだった。

 

すーっごい心せまいことを言うと

私やゆゆかちゃん達以外の子と話してるの見ると

ちょっと・・・・複雑な気持ちになる

すずめの気持ちが少しずつ変化してきました。

自分でそれに気付いていない、恋愛ビギナーすずめ。

ゆゆかに散々なことを言われていますが、自分で「心せまい」と前置きするすずめがかわいいです。

 

ひさしぶり

獅子尾先生、すずめの傷が完全に癒える前に久々登場してしまいました。

このまましばらく会わなければ・・と言ってもそこはマンガだ。

まだまだ辛そうなすずめが痛々しかった。

獅子尾先生も精一杯の笑顔だったのだろうと思うと切ない。

 

馬村の「付き合ってる」宣言にはショックを受けたんだろうなぁ。

そのあとの「おめでとう」を笑顔で言う先生、心中お察しします・・

馬村も必死なんですよね。

ついに二度目の告白をしましたが、すずめはどう受け止めたのか。

「恋愛に正解はない。どっちの答えでも、すずめの選んだ方が正しい」

ゆゆかの助言がかっこよかった。

 

すずめは馬村の自宅に向かって走って行きました。

しかも早朝に・・

次巻も波乱の予感です。