「神様はじめました」第18巻のネタバレと感想

鈴木ジュリエッタ先生のマンガ「神様はじめました」第18巻です。

アニメ化もされました。

マンガ「神様はじめました」第18巻のあらすじ

日常生活に戻ってきた奈々生。

平和ボケして勉強が全く手に付かない

奈々生と同じ目線で人間界にいようと、巴衛は遅れている分の勉強に励んでいた。

感化された奈々生も勉強を始める。

 

修学旅行が近くなり、浮足立つ奈々生。

見かねたミカゲは、期末試験で全科目80点以上とならければ、修学旅行に行かせない、という条件をつける。

何がなんでも修学旅行に行きたい奈々生は、必死に勉強を始める。

80点には届かなかったものの、無事に修学旅行先の沖縄へ行けることになった。

 

沖縄に向かう飛行機の中、突然の乱気流に襲われる。

嫌な瘴気が覆っていることに気付く、巴衛とクラマ。

嵐により足止めをくらった空港で、奈々生は霧仁に遭遇する。

突然霧仁にキスをされ、そのことを巴衛に話せずにいた。

奈々生は霧仁に精気を奪われていたのだった。

 

ホテルであみが風呂に入っていると、突然水の中から妖怪が現れ、引きずり込まれてしまう。

あみが風呂から消えた原因を探る奈々生たち。

あみがいたはずの風呂から、巴衛が妖怪を引きずり出す。

ザン(人魚)の長、ウナリの遣いだといい、「あみと引き換えに盗んだ羽衣を返せ」と言う。

嵐もウナリの仕業だった。

ウナリが盗人を捕らえるまで、嵐は治まらない。

ウナリの洞穴には女しか入れないため、奈々生はひとりであみの救出に向かう。

 

海の中には、ジュゴンの姿になったあみがいた。

ウナリに直談判する奈々生。

あみを助けたければ、羽衣を持ってくるよう命令するのだった。

「必ず迎えに来るから」そう告げると、奈々生は羽衣を探しに行く。

 

その頃地上では、ケイに真実が明かされていた。

奈々生は神様で、巴衛と瑞希とクラマが人間ではないこと。

ケイは「あみを助けて」と懇願するのだった。

 

一方、羽衣を盗んだ霧仁の体調が悪化していた。

何とかして助けたい式神の菊一は、海をさまよう奈々生の前に現れる。

菊一は、奈々生の精気を全て霧仁に差し出すことを条件に、羽衣を渡すと言う。

お面を取った菊一の顔を見た奈々生は、彼を信用して条件をのむことに。

奈々生は、霧仁に精気を奪われ気を失ってしまうのだった。

回復した霧仁が出掛けようとすると、目の前に巴衛が現れた。

 

 修学旅行の瑞希が無邪気すぎ。

前巻の重い内容からのコレ、瑞希にはいつも癒されます。

巴衛の勉強している姿も良かった。

神使の時は、奈々生よりもずっとお兄さん的に見えるのに、高校生の姿では違和感なく同級生に見えてしまう。

逆に瑞希は幼く見えますねぇ。

修学旅行の班が奈々生と一緒じゃないのが気に入らなくて、

「班って何?そんなもので僕を縛ろうって言うの!?」

という瑞希のセリフが面白かったです。

 

クラマのスクープを狙う人間の影が!

よく考えると、あれだけのアイドルなら、今までなかったのがおかしいくらいです。

クラマが語る一般人の恐ろしさ、

油断してると 即時にネットに写真を上げられ

気が付きゃ 妖怪全国デビュー

一人に漏らしただけで そいつを一生

監視しなきゃならんレベルの危機だ!!

よく理解し過ぎていて笑っちゃいました。

 

菊一ってこんな顔だったのー!驚きでした。

感情がなさそうな目。

あるのは「真意か、そうでないか」、そんな顔です。

主人である霧仁を心から助けたい、という思いは奈々生に伝わったんですね。

鬼切と虎徹はお面取ったらどんな顔なんだろう。

いつか外してくれないかなぁ。

すごく見てみたい!

 

まさか、ケイにばらす展開になるとは思いませんでした。

意外にケイがあっさり信じてるのにも驚きました。

もう彼らの見た目がそれっぽいと言えばそうなので、信じざるを得なかったかな。

そんなことより、あみを助ける方が先決ですし。

奈々生の友達だし、下手に言いふらしたりしなそう、ということで巴衛も信用したんでしょうか。

 

霧仁に精気を吸い取られてしまった、奈々生が心配です。

クラマのスクープを狙う女子も気になる!