「神様はじめました」第2巻のネタバレと感想

鈴木ジュリエッタ先生のマンガ「神様はじめました」第2巻です。

アニメ化もされました。

マンガ「神様はじめました」第2巻のあらすじ

参拝者ゼロのミカゲ神社。

暇な奈々生がテレビを観ていると、通っていた高校にアイドルのKURAMAが転入してきたというニュースを目にする。

生のクラマを見るために、学校へ行きたいという奈々生。

反対する巴衛は、「行くならば額の印を隠すため頭巾を被れ」と条件を付ける。

仕方なく条件をのんだ奈々生。

「漆黒の堕天使」と呼ばれるクラマとは同じクラスだった。

クラマが仕組んだ罠で、危うく泥棒扱いされそうになるも、巴衛が危機を救う。

奈々生は、自分の事を想ってくれるのは、世界で巴衛だけかもしれないと思うのだった。

 

ある日奈々生は、クラマに学校の屋上へ呼び出される。

「お前のものになってやってもいい」と上から目線のクラマを、「バカじゃないのか」とあしらう。

奈々生が去ったその時、クラマの背後に巴衛が現れる。

巴衛はクラマが妖である事を見抜いていた。

クラマの正体は鞍馬山の烏天狗だったのだ。

巴衛は術でクラマを鳥に変えてしまう。

それに気付いた奈々生は巴衛に術を解かせ、クラマを元の姿に戻すのだった。

 

ミカゲ社の神が家出して20年、巴衛が奈々生の神使であると知った雷神の鳴神姫。

奈々生が神に相応しいか品定めする為、学校に現れる。

危機を察知した巴は学校に駆けつけるも、鳴神姫の打出の小槌により小さくされてしまう。

一方、奈々生は額にあったミカゲの印を奪われてしまう。

鳴神姫は、「自分の神使になるのであれば、元の姿に戻す」と巴衛に言う。

帰る場所を失った奈々生は、小さくされて熱でグッタリする巴衛を抱えて途方に暮れる。

偶然クラマが通りかかり、家で看病させてもらうことに。

 

少しずつ快復する巴衛。

しばらくすると、鳴神姫付きの狛犬が巴衛を迎えに来る。

鳴神姫のところに着いた巴衛は、社のどこかに隠れてしまう。

鬼火童子が奈々生を呼びに来て、巴衛と社を助けてくれと頼み込む。

奈々生はクラマからもらった羽根を身につけ、社へ向かう。

鳴神姫に再会すると、巴衛を社で見つけたら元の姿に戻すよう約束させる。

社を探し回っていると、どこからか飛んできた蝶が奈々生をミカゲの懐鏡へと導く。

巴衛は鏡の中にいた。

鳴神姫は社とミカゲの印を返し、小槌で巴衛も元の姿に。

奈々生と巴衛は神使の再契約をするのだった。

 

クラマ登場です。

アイドルでも天狗でも大差ないような。

漆黒の堕天使かぁ…もろ妖怪っぽいと思ってしまった。

最初は奈々生にあんな意地悪をしていたクラマが、最後は良い人に。

16年も人間界で暮らしてきたという事がすごいと思います。

よくバレずに16年もの月日を過ごしてきたものだ。

 

鳴神姫カッコ良かったー。

雷神感溢れていました。

奈々生が拝んでいましたけど、その気持ちがわかるほど神々しかった。

神というか女王様?

最後はもっと粘るのかと思ったら、ミカゲ印も小槌もあっさり返却していました。

 

小さくなった巴衛がめちゃくちゃ可愛かった!

鳴神姫の狛犬も、鬼火童子も、マンガの中の子供って本当に可愛い。

打出の小槌って、一寸法師のお話に出てきたやつですよね。

大黒天さんの物だったんだ、と今更知りました。

確か、宝物が出てきたような気が…

最後は一寸法師が大きくなっていたから、願いが叶う小槌なのか。

 

1巻でもチラッとありましたが、巴衛の夢に出て来る雪路という女性、今後重要な鍵を握っている的な人物なんでしょうか。

巴衛の過去のシーン、昔は悪い人だった、と想像させるようなものがありました。

人の首持っていたり。

間違いなく神使ではない感じ。

この辺りも重要なポイントになってくるのかな。

ますます目が離せません!