「椿町ロンリープラネット」第4巻のネタバレと感想

「ひるなかの流星」やまもり三香先生の新連載です。

マンガ「椿町ロンリープラネット」第4巻!

「ひるなかの流星」は2017年3月、映画が公開されます。

マンガ「椿町ロンリープラネット」第4巻のあらすじ

暁のことは諦めると言いつつ、なかなかうまくいかずに悩むふみ。

京都へ取材旅行に行く暁と金石に同行することに。

最初は連れて行かないと言っていた暁だったが、ひとりで留守番させるのは危ないと思い、連れていくことにした。

本当は違う理由なのでは?と面白がって聞く金石。

 

京都に到着した一行。

旅行にほとんど行ったことがないふみは楽しそうにしていた。

途中、金石が仕事の都合で東京へ戻ることになってしまう。

残された暁とふみは、そのまま旅行を続ける。

 

レンタルの浴衣に着替えた二人が観光をしていると、途中でふみの鼻緒が切れてしまう。

時代劇のワンシーンの様に修理する暁を見て驚くふみ。

 

宿泊先に戻ったふみは、夕食前にうとうと寝てしまう。

時間になっても姿を見せないふみを呼びに来た暁。

寝ぼけたふみが寝言を言う。

「すきれす 先生」

 

次の日、伏見稲荷を観光する二人。

暁は昨日のふみの寝言が気になっていた。

そしてついに真相をふみに確かめる。

昨日 寝言を聞いた

はっきりとは 聞こえなかったが

多分 「好きです」「先生」と

言ったように 思えた

とっさに否定するふみ。

答えを聞いた暁は、少し苛立ち、胸がざわつくのだった。

 

夏休み、ふみが京都に行っている間はアルバイト三昧の洋ちゃん。

クラスの肝試しイベントに参加する。

一心はなんとなく洋ちゃんが気になり出していた。

 

寝言事件から気まずいふみと暁。

そこに仕事を片付けた金石が戻ってくる。

金石は一部始終を暁から聞く。

「人生の師」が好きだと答えたふみの嘘が下手過ぎて驚く金石。

それに全く気付かない、鈍感な暁にも驚くのだった。

 

ふみは学校があるため、ひと足先に東京へ。

見送りに来た暁と金石。

突然、駅のホームで金石がふみの頬にキスをする。

目の当たりにして激怒する暁に、金石は

「ふみちゃんのこと 好きかも」

と言うのだった。

 

暁のちょっとした優しさがニクイですねぇ。

でも、雨が降ってきたから迎えに行ったのに、傘1本て。

買うなりなんなり、すればよかったのに。

天然なんだか計算高いんだか。

前者だろうけど・・カワイイ。

 

暁、和装が似合いますね。

和装男子ってほんといい。

そして、期待を裏切らない手ぬぐいで、鼻緒の応急処置ができるなんて!

結構な特技だと思います。

暁のこういった無意識の行動がいちいちステキですね。

 

ふみが寝言で「すき」と言うシーン。

実は、ひるなかの流星に似たシーンがあるんです。

主人公のすずめが、寝ている(ふり)獅子尾先生に向かって「すき」と言ってしまうシーンが。

扉絵でやまもり先生がイラストに描いているのですが、あのシーンのことですよね!?

そんなやまもり先生が大好きです。

 

金石が驚くべき行動に出てきたので、第5巻は暁の心中穏やかじゃないはず・・

一心と洋ちゃんの方も気になります。

てっきり一心は当て馬担当だと思っていました(一心くんごめんなさい)。