「椿町ロンリープラネット」第5巻のネタバレと感想

「ひるなかの流星」やまもり三香先生の新連載です。

マンガ「椿町ロンリープラネット」第5巻!

「ひるなかの流星」は2017年3月、映画が公開されます。

マンガ「椿町ロンリープラネット」第5巻のあらすじ

京都旅行から1週間が過ぎた。

あれから金石がふみに対してちょっかいを出すようになる。

それがどうにも気に入らない暁。

 

ある日、金石が夏祭りに行こうとふみを誘いに来る。

祭りの資料が欲しいという口実(?)で一緒に行くと言う暁。

 

ふみは久しぶりのお祭りに大はしゃぎ。

花火の時間が近づくと、金石は用事を思い出したと言って先に帰ってしまう。

二人で花火を見ることになったふみと暁。

どうして祭りに来たのかとふみが聞くと、

「お前のこと ほっとけないから来たんだ」

と答え、ふみの手を握る。

ふみは思わず、

「私が 好きなのは 先生です」

「暁先生が 好きです」

と告白してしまう。

 

固まる二人に、たまたま通りすがった洋ちゃんと一心が声をかける。

ふみは洋ちゃんを連れて、逃げるようにその場を立ち去った。

泣きながら事の次第を話すふみに、洋ちゃんは「うちに来ないか?」と誘う。

そしてふみは暁の家を出て、しばらく洋ちゃんの家に行くことに。

 

暁の過去の恋愛は、何度数を重ねても結果はいつも同じだった。

好きだと言って 近づいてきては

嫌いだと言って 離れていく

違いは期間が 長いか短いか

暁は、自分は何かが欠落しているのだと思っていた。

誰かと居るのが 苦手だった

心を開くのも

自分のことを 話すのも

好きになるのも 好きになられるのも 不慣れで 不毛で

ならばいっそ ひとりでいればいいのだと

ふみからの告白を受け、ずっと考えていた暁は、ついに答えを出す。

そしてふみを迎えに行くのだった。

突然現れた暁に驚くふみだったが、洋ちゃんの勧めもあり帰ることに。

帰り道、暁はふみに言った。

「ふみ オレと 付き合うか?」

 

ふみがお祭りで着ていたTシャツに「Daytime Shooting Star」と書いてありました!(ひるなかの流星のサブタイトル的な)

そしてもう一つ、熱烈な木曳野暁ファンの男性読者から手紙とプレゼントが届くのですが、差出人が何気に「弘光由貴」って書いてあるんです。

センセイ君主の弘光先生です!こんなところにいた! 

やまもり先生、ちょいちょい挟んでくるなぁ。

幸田ももこ先生と仲良しすぎる。

なんか嬉しい。

 

暁がふみに一生懸命歩み寄ろうとしている姿がとても良いです。

ふみが服を着ろと言えば着るし、絹さやの筋とりまで手伝うし、嬉しそうなふみがまたカワイイです。

金石さんに対してはあからさまにやきもち(?)やいてましたよね。

自分では気付いていないのでしょうけど。 

 

ところで、暁と金石さんって何歳なんでしょうか。

ふたりは同級生ですよね。

金石さん、「おれがもうちょっと若かったら」みたいなこと言ってました。

可愛い子は だいたい気になるけど

特に 気になる子と言われると・・・

この意味深シーンは、次巻以降、何かが起こるフラグ・・!?

 

暁の恋愛遍歴、なかなかのものでしたね・・それがあっての今の感じに納得。

誰かと居るのが 苦手だった

心を開くのも

自分のことを 話すのも

好きになるのも 好きになられるのも 不慣れで 不毛で

ならばいっそ ひとりでいればいいのだと

暁にはもう少し過去の闇がありそうです。

そんなこんなあっての、第5巻は急展開でしたね。

ふみが告白したかと思ったら、暁がそれを受け止めた!

ちょっとびっくり。

 

息を切らして「迎えに来た」と。

全力で迎えに来るだなんて本当に男前でした。

 

ふみの返事はいかに!?的な終わり方でしたけど、まさかのお断りパターン!?

んなわけないですよね。

めちゃくちゃ気になる終わり方!!