マンガ「ストロボ・エッジ」2巻のネタバレと感想

咲坂伊緒先生の漫画「ストロボ・エッジ」2巻です。

マンガ「ストロボ・エッジ」2巻 #5のあらすじ

「私 蓮くんの事 好きなんだ」

とうとう蓮に告白した仁菜子。

「ありがとう。でもごめん。俺、つき合ってる人がいるんだ」

案の定、ふられてしまうが、蓮には今まで通り接してくれるよう頼むのだった。

 

夏休みが明けて、「おはよう」と言う為に、蓮を待ち伏せる仁菜子。

間違えて違う人に声をかけてしまう。

「夏休み前、駅のホームで、一ノ瀬蓮に告ってフラれてたコだっ!」

直球の言葉に動揺して逃げてしまう。

仁菜子が蓮に告白したという噂は、校内に知れ渡っていた。

衝動のままに、駅で告白したことを悔いる仁菜子。

 

放課後、委員会に出席すると、そこには蓮の姿が。

普通に話してくれる蓮に、ホッとするのだった。

委員会には、今朝、仁菜子をからかってきた安堂もいた。

「余計な事は言わないでね」と口止めする。

安堂は「まだ蓮の事好きなの?」と仁菜子の気持ちに土足で踏み込む。

口止めする事と引き換えに、携帯電話の番号を教える羽目に。

 

ある日、複数の女子達に呼び出され、囲まれる仁菜子。

「ふられんぼ同盟」という蓮にフラれた女子達の集まりだった。

口々に蓮の悪口を言い合うのを見た仁菜子が言う。

「みんな本当に、蓮くんの事 好きだったの?」

「蓮くんがそういう人じゃないって、そんなのすぐに分かるじゃんっっ」

「蓮くんは、そんな人じゃないよ。蓮くんの中身見てなかったのは、自分達の方じゃんかっっ!!」

「くだらない!」と涙目で言いながら、一人立ち向かう仁菜子だった。

蓮と安堂は、その様子を校舎の中から見ていた。

 

マンガ「ストロボ・エッジ」2巻 #6のあらすじ

蓮に会うことができる委員会が楽しみな仁菜子。

早めに教室に向かおうとすると、蓮が木陰で寝ているのを見かける。

起こさなければ、と駆け寄る。

余りに気持ちよさそうに寝ていた為、あと5分寝かせてあげようと、隣に座る。

 

目が覚めた蓮の隣で、眠りこける仁菜子。

「きっとそれは 飛行機の 運転手さんの 仕業です おやつです」

不思議な寝言に、思わず吹きだしてしまう蓮。

その声で、仁菜子も目を覚ます。

慌てて委員会に行くも、遅刻してしまい、買い出し係になってしまう。

そこに割り込む安堂。

3人で買い出しに行くことに。

 

買い出し当日、突然現れる蓮の彼女、麻由香。

蓮と麻由香を見ているうちに、次第に胸が痛くなる仁菜子。

それを察した安堂は、蓮と麻由香から離れるように、仁菜子を連れてその場から逃げ出すのだった。

安堂くんは 多分

私が 逃げ出したい気持ちなの

見透かしてた

 

マンガ「ストロボ・エッジ」2巻 #7のあらすじ

追いかけようとする蓮に、麻由香が言う。

「追いかけてどうするの?あとはたいして買う物もないんだし、いいじゃない」

蓮が仁菜子と安堂を、ずっと目で追う姿を、不思議に思うのだった。

 

一方、安堂は仁菜子に言う。

「彼女持ちの男を まだ好きでいるなんて」

「ダメなら次行きゃいーじゃん」

「しょーがないよ。それでも好きなんだもん。安堂くんだって、いつかするよっ。」

「きつかきっと、こういう恋するよ」

笑顔で答える仁菜子。

仁菜子に魅かれはじめた安堂。

 

次の日、蓮は安堂に言う。

「おまえのそういうノリに、木下さん巻き込むなよ。」

「おまえが今まで、中途半端に付き合ってきたコ達とは、違うって言ってんだよ」

安堂は蓮を非難する。

「おまえ何様なんだよ。そんな事言う権利も資格も、おまえにはないんじゃないの?」

安堂は、携帯のデータを消去して「これでいんだろ?」と言うのだった。

 

それ以降、蓮は仁菜子に対してつれない態度を取るようになる。

買い出しを途中で投げ出したことを、怒っているのだと思った仁菜子。

安堂とはしゃべるのに、自分のことは避ける蓮に、だんだん訳が分からなくなってしまう。

「私、何かしちゃったのかな」

「それとも、ふった人と普通に話すのなんて、やっぱりウザかったのかな」

泣き出してしまう仁菜子の額に、思わずキスしてしまう安堂。

ビックリした仁菜子は、その場から逃げ出してしまう。

「ごめん、もうあんな事しないから」、と言いながら追いかける安堂。

それを聞いた蓮は仁菜子をかくまうのだった。

 


感想

ふられんぼ同盟にひとりで立ち向かう仁菜子、強いなぁ。

普通こんなの怖くて逃げられませんよね。

案の定、陰湿な嫌がらせを受けてしまうわけで。

どこまでも真っ直ぐな子だなぁと感心します。

 

大樹とさゆりの関係が、何気に進展していました!

さゆりの前で、仁菜子の話を避けようとする大樹。

「気を遣うな」、と言うさゆりに「俺が仁菜子の事、好きなままでいいのか」と訊きます。

「なにそれ、ちゃんと言ってくれなきゃわからない」とさゆり。

この後の「ズルいよ。」のコマのさゆりが超絶カワイイ!

仁菜子が子供っぽいこともあってか、さゆりがすごく大人っぽく&色っぽく見えます。

 

安堂が遂に本気出してきた!?

携帯のメモリ削除したということは、チャラ男卒業、仁菜子一筋ってことかな。

それをあえて蓮に見せて、宣戦布告といったところでしょうか。

でもデコチューは駄目でしたねぇ。

恋愛ビギナー仁菜子には刺激が強すぎたかと。

 

麻由香が蓮に「おやっ?」と思ったり、蓮が仁菜子をかくまうふりしてハグしたり。

これから徐々にドロドロしてくるかと思うと…なんかワクワク。