マンガ「ストロボ・エッジ」3巻のネタバレと感想

咲坂伊緒先生の漫画「ストロボ・エッジ」3巻です

マンガ「ストロボ・エッジ」3巻 #8のあらすじ

 仁菜子をかくまった蓮は、何事もなかったように、その場を去ろうとする。

何故、急に自分のことを避けるようになったのか、鬱陶しいならそう言って欲しい、と言う仁菜子。

「そうだね」、と蓮は答える。

仁菜子は蓮の気持ちを知ってしまい、自分の気持ちを消さなくては、と思っていた。

気が重いまま学校に着くと、ふられんぼ同盟の女子が、仁菜子の靴箱にゴミを入れようとしていた。

それを蓮が阻止する。

「俺には 何やってもいいから、俺以外の人には 何もしないで」

「俺はもう 木下さんともしゃべんないから、だから 木下さんには何もしないで」

「やるんなら 俺だけにして」

蓮の言葉を聞いた仁菜子は、その女子達に言う。

「自分達のしてる事が、恥ずかしいと思わないんなら、やり続ければいいよ」

「そんなもんに 負けるかっての」

仁菜子は蓮に言う。

「あの人達のために友達でいられなくなるなんて、そんなのおかしいよっ」

「そんな事で 友達が終わるのは、私 違うと思うっ!」

「降参だよ」、と言って笑う蓮。

 

文化祭当日。

仁菜子のクラスのコスプレ写真館は、全く客が入らなかった。

クラスの誰かがコスプレして客を呼び込もうという案が。

男子から、水着を着て欲しいと頼まれるさゆり。

「絶対ダメ!」と、すかさず阻止する大樹。

二人が付き合っていることがバレてしまう。

盛り上がる一同。

 

仁菜子はカエルの着ぐるみを着て、呼び込みをすることに。

蓮が友達と仁菜子のクラスの様子を見に来る。

仁菜子が困っていることを伝えると、蓮達がお客になってくれることに。

最後はみんなで記念撮影するのだった。

安堂も仁菜子のクラスにやってくる。

蓮に言う。

「俺さー、今なら多分 まだ引き返せるんだよね」

「なのにもう 引き返したくないなんて、やばくね?俺」

 

マンガ「ストロボ・エッジ」3巻 #9のあらすじ

満員電車の中、仁菜子と至近距離になり、ドキドキしすぎて気分が悪くなる安堂。

蓮と二人で途中下車する。

先に学校に到着し、心配していた仁菜子。

蓮との会話を誤解して、安堂の余命が少ないと勘違いしてしまう。

「安堂が死んでしまう」、と一人思い悩む。

「安堂くんが 死んじゃうなんてやだよっ」

直接安堂に訴える。

通りかかった蓮が言う。

「え 安堂死ぬの?」

蓮と安堂の話を聞いて、勘違いだったと知ってホッとする。

安堂は蓮を見つめる仁菜子に言う。

「あんな目で 蓮の事 見ないで」

「あんな顔されたら、切なくて 俺の方が死んじゃうって」

 

マンガ「ストロボ・エッジ」3巻 #10のあらすじ

仁菜子は中間テストで赤点を取ってしまう。

蓮を見ながらヒーリングしていると、安堂が現れる。

仁菜子の初恋の相手が蓮だと知る安堂。

安堂は、初恋の相手と付き合っていたが、付き合ったからといって、それが本当に実ったとは限らない、と意味深発言。

「今、二度目のマジ恋中だから」、と言う安堂を応援する仁菜子。

 

仁菜子が追試の会場に行くと、蓮の友達の学がいた。

学にカフェのアルバイトに誘われ、引き受けることに。

しかし、二人共再追試になってしまい、バイトどころではなくなってしまう。

なんとか再追試を乗り切るため、学は仁菜子と一緒に、蓮に勉強を教えてもらえるよう頼む。

快く引き受ける蓮。

その甲斐あって、無事に追試をクリアする二人。

 

アルバイト先には、蓮と安堂の姿もあった。

初日を終えた帰り道、仁菜子と二人きりになったところで安堂が言う。

「もー面倒だから、もっかい当たって砕けちゃえば? そしたら今度こそ 吹っ切れるかもよ?」

「今のままでいい」、と答える仁菜子。

「想ってるだけでいいなんて、そんなのキレイ事だね」

「見返りも求めず、ただ想うだけでいいなんて、そんなのは そのうち限界が来んだよ。」

と安堂が言う。

「それを決めるのは 安堂くんじゃないっ」

仁菜子はその場から逃げ出す。

 

マンガ「ストロボ・エッジ」3巻 #11のあらすじ

仁菜子と笑いながら話す蓮を見た学は、「蓮が仁菜子の事を好きになっているのでは?」と言う。

「憶測だけで言ってはダメだ」、と友人に諭される。

会話を聞いて焦る安堂。

 

一方、蓮が麻由香の前では甘いものを食べないようにしていると知った仁菜子。

麻由香が愛されてるなぁと実感するのだった。

 

バイトの休憩中、安堂は仁菜子に初恋の彼女の話をする。

付き合ったけど、両想いになれなかった。

その子には、自分なんかよりもっと好きな奴がいた。

そいつを忘れるために、自分と付き合ったのだと思っていたが、実は違った。

よりそいつに近付く為に、そいつと仲が良かった自分と付き合った。

それを聞いた後、その子の一番になろうと努力しなかった、自分が一番ダメだ。

 

話を聞いた仁菜子は、安堂が本当にその子のことを好きだったんだと知る。

少しだけ、本当の安堂が見えた気がするのだった。

 

バイトが終わり、仁菜子が蓮と安堂の3人で帰宅していると、麻由香がやって来る。

またも4人で行動することになってしまうが、麻由香が途中で蓮と二人になりたいと言い、別行動することに。

落ち込む仁菜子に安堂が言う。

「想うだけでいいんなら、あんな顔すんなよ」

「わかってるよ」、とつぶやく仁菜子。

「ふっきる努力も 必要なんだよ。誰かを 利用してでも。」

「だから 俺の事利用して。俺が 蓮の事 忘れさせる。」

「俺 仁菜子チャンが好きだよ。だから 俺と 恋をしよう。」

ついに安堂は仁菜子に告白をする。

 


感想

文化祭でのコスプレ蓮、格好良かったですが、それよりカエル仁菜子が可愛かったなぁ。

仁菜子、着ぐるみが似合いすぎる。

たまに高校生じゃなくて、小学生に見えてしまう…

満員電車のシーンのところとか。

急にウルっとしながら見つめたり。

安堂が文字通り、キュン死にしていたのもわかります。

 

安堂の初恋の話、ちょっと切ない話でした。

「彼女が好きだった奴」というのは、流れ的に当時の安堂と仲が良かった蓮?なのかな。

 

蓮が仁菜子の事好きなの?って行動を始めました。

でも本人全く無自覚みたいですね。

がっちゃんは気付いているようでした。
あと、仁菜子が好きな安堂も。

蓮は恋愛に関しては鈍感なようです。

 

焦った安堂がついに告白しましたけど、仁菜子はとりあえず断るだろうから…

その後どうなるのでしょうか。

あと、麻由香も蓮の気持ちの変化に気付いているようだったので、どう出るかな?