「センセイ君主」2巻のネタバレと感想

「ヒロイン失格」の幸田もも子先生の新連載、「センセイ君主」2巻です。

マンガ「センセイ君主」2巻 lesson5のあらすじ

あゆはは弘光先生に直接「麦ちゃんと付き合っていたのか」と訊く。

真相を聞き出せないまま、あっさりとかわされる。

がっかりしていると、通りかかった麦ちゃんから「お茶しない?」と誘われる。

「あゆはちゃん、弘光先生の事好きなんだね!」

麦ちゃんは、弘光先生とはただの友達、自分には彼氏もいるし、応援する、と言う。

 

母親におつかいを頼まれたあゆはは、弘光家に行くことに。

学校で、アオちんと結衣に可愛く盛ってもらった姿を見た先生は、「そういうのって無駄じゃない?」と一蹴する。

素の自分でいて、好きになってもらえなかったら仕方ない、と。

しかし、食い下がるあゆは。

「今まで素の自分を否定されてきたから何だってする、一生最高の状態をキープする」と言い切る。

 

弟の廣祐から、先生のアルバムを見せてもらうと、そこには仲良さげに写っている、弘光先生と麦ちゃんが。

あゆはは弘光先生が麦ちゃんに片思いをしているのでは?と考え始める。

 

もやもやしていると、麦ちゃんから縁結びのお守りをもらう。

それを見ていた弘光先生。

「俺の事好きって、松本先生に話したの?」とあゆはに訊く。

思い切って、先生に麦ちゃんが好きなのかどうか訊こうとした瞬間、「松本先生の事好きなのかって?」と先読みされる。

「さまるん、どーすんの?諦めんの?ちょっとガッツあって、面白そーだって思ったのに」

 

会話を近くで聞いていた麦ちゃんは、弘光先生に「俺をおとしてみろ」は、どういう意味であゆはに言ったのか尋ねる。

やれるもんならやってみればと言っただけ、おちるわけない、でも「本当におとされる事になったら、それってかなり面白くない?」と言うのだった。

 

マンガ「センセイ君主」2巻 lesson6のあらすじ

あゆはは登校途中、「真喜男」という幼稚園の同級生に絡まれる。

アオちんと結衣に相談するも、解決策が見つからず、弘光先生を頼ることに。

しかし、「警察行けば?」と冷たくあしらわれる。

 

あゆはは、アオちん、結衣、虎竹と作戦をたて、真喜男に嫌われようとするも、上手くいかない。

しまいには「オレの女んなれ、あゆ」と告白される事態に。

 

弘光先生に事の次第を説明すると、「人間が何かを怖れるのは、理解が足りないからだ」と言われる。

あゆはは真喜男にきちんと謝り、正直に気持ちを伝えることに。

 

するとある日、学校に真喜男がバイクで乗り込んでくる。

ついに弘光先生は実力行使に出る。

「合コンを開いてやる」と言って買収しておいた、運動部の精鋭部隊を出動させるも、真喜男にあっさりやられてしまう。

「面倒は嫌だったのに」そう言いながら、最後は自分が出ていく。

「一応、有段者なんで。めちゃくちゃ強いよ、オレ」

一瞬で真喜男を撃退する。

ますます弘光先生を好きになってしまうあゆはだった。

 

マンガ「センセイ君主」2巻 lesson7のあらすじ

あゆはは、弘光先生が臨時職員であることを、すっかり忘れていた。

職員室に、入院しているはずの池田先生の姿が。

あと2週間で、弘光先生が学校を去ってしまうと知る。

「これを機に、俺の事好きでいんのやめたら?」と言われたあゆはは、「人の気持ちを軽く見るな」と言い返す。

 

こっそりその会話を聞いてしまった池田先生。

あゆはに「次に行けばいいじゃない」とそそのかす。

「イケメンでも知りもしない人は好きになれない」、と言うあゆは。

池田先生は、「じゃあ虎竹に告られたら?」と訊き返す。

 

あゆはは、虎竹に告られたら…本当に断るのか、と考え出す。

帰りの電車では、廣祐に優しくされ、ますます池田先生の言葉が刺さるあゆは。

自分が今まで散々吐いてきた、弘光先生への強気な発言が、うすっぺらく思えて恥ずかしくなってくるのだった。

 

そうこうしているうちに、文化祭がやってきた。

屋上でボーっとしているあゆはのもとに、弘光先生がやってくる。

「先生のことはあきらめます」と告げるあゆは。

「煩わしい思いをさせて申し訳なかった」と謝るあゆはに、「そんな事思ってないよ」と答える弘光先生。

あゆはは前言撤回する。

「やっぱ諦めません、あたし。先生が離れてったって、絶対つかまえてやります!」

数日後、池田先生が再入院したため、弘光先生は再び担任に戻るのだった。

 

マンガ「センセイ君主」2巻 lesson8のあらすじ

いつしか期末試験の季節が到来する。

同時にクリスマスが近づいていた。

先生とデートができたら死んでもいいのに、と妄想するあゆは。

予想外にも、弘光先生は「いいですよ」とOKの返事。

しかし、期末試験の数学で、100点を取ることが条件だった。

必死に勉強するあゆは。

虎竹は「お前がしてる事は全て空回っている」と諭すも、あゆはには全く届かず。

仕方なく、あゆはの勉強に付き合う虎竹。

意地でも100点とって、先生の計算を狂わせてやろうとやる気を出す二人。

 

しかし、必死の努力も報われず、結果は68点。

落ち込むあゆはを見かねた虎竹は「俺がどっかに連れてってやるよ」と慰める。

あゆはの努力を見てきたアオちんと結衣は、あゆはのノートを持って弘光先生のもとへ。

ノートを見た先生。

「24日、どこ行くか考えておいてくださいね」とあゆはに言う。

喜ぶあゆはを尻目に、虎竹は微妙な反応をするのだった。

 

 

あゆはが素直でいい子なのはわかるのですが…どうにもバカすぎる方が気になってしまいます。

あれだけインテリな弘光先生が、あゆはに魅かれる要素があるとしたら一体何??と考えてしまう、ひねくれ読者です。

 

虎竹くんはあゆはが好きみたいですねー。

あゆは本人は微塵も気付いていないようで…

最後の表情をみると、今後何かしら行動しそうな気はします。

 

幸田先生、「ひるなかの流星」のやまもり三香先生と仲良しのようで、小ネタがちょこっと載ってたりします。

ファンとしては嬉しすぎる内容です。

毎回それも楽しみに読んでいます。

 

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