「ヒロイン失格」の幸田もも子先生の新連載、「センセイ君主」5巻です。
もくじ
マンガ「センセイ君主」5巻 lesson17のあらすじ
あゆはと弘光先生が、同棲している証拠をつかんだ正臣。
あゆはの前に撮影した写真をちらつかせて脅す。
先生にも虎竹にも相談できず、一人で悩むあゆは。
正臣と分かりあおうと、自宅を訪れ、再度友達になろうと提案する。
しかし、「そういう偽善者が一番気に入らない」と拒絶される。
更に、先生を守りたいなら自分がシンガポールへ行け、自分を守りたいなら先生だけ痛い目に遭わせる、と選択を迫られることに。
考えたあゆはは、先生に「父親に来いと言われた」と嘘をつき、シンガポールへ行くと告げる。
何があったのか、お見通しの弘光先生。
「そんな事しなくていい、大丈夫だ」とあゆはを慰める。
しかし、今回は自分が先生を守ると決めたあゆはは、シンガポールに旅立つのだった。
マンガ「センセイ君主」5巻 lesson18のあらすじ
シンガポールに到着するも、右も左もわからず迷子になってしまう。
「先生に会いたい」と思っていたら、なんと目の前に弘光先生が。
いろいろあって来た、と言う先生。
何が起きているのか理解できないまま、先生とシンガポール観光を楽しむあゆは。
先生は、あゆはと一緒に両親がいる自宅へ。
またも状況がのみこめないあゆは。
先生はあゆはの両親に、「あゆはと付き合っている、交際を認めてほしい」と言い出す。
やってみなさい、と快諾する両親。
あゆはは、正臣に脅されていたことを先生に話す。
自分の身を心配するあゆはに、先生は言う。
「さまるん、先生じゃなくなろうが、何があろうが、ずっと一緒にいてやるから」
先生がいれば、怖いものなんてない、そう思うあゆはだった。
マンガ「センセイ君主」5巻 lesson19のあらすじ
強気になったあゆはは、正臣に「好きにしろ」と言い切る。
いよいよキャンプ当日。
相変わらず横暴で嫌がらせをしてくる正臣。
その晩、正臣が宿舎からいなくなる。
崖から落ちて動けなくなっていたところを、弘光先生に発見される。
「お前らの事、バラされたくなかったら早く助けろ」、と偉そうな物言いの正臣。
「やれるもんならやってみれば?全力で守るし」と助けようとしない先生。
すると正臣は、「お願いします、助けてください」と泣きながら頭を下げる。
驚く弘光先生。
「合宿も親父も兄貴も家も、すべてが不満だ」と泣きながら話す正臣。
先生が言う。
「お父さん、金持ってんでしょ?都内の高級マンションでも買ってもらってさ、利用しちゃえばいいんだよ、親なんか」
「上手くやれないものは仕方ない、親が全てではない」と言うのだった。
正臣はすっかり先生になついてしまい、問題は一件落着するのだった。
マンガ「センセイ君主」5巻 lesson20のあらすじ
親公認の仲となったのに、一切手出しをして来ない先生が不満のあゆは。
「彼氏が手を出してくれない場合はどうするか?」アオちんに相談する。
こっちから誘う、という答えが。
早速実行に移すあゆは。
しかし全く上手くいかない。
しまいには、「あたしを、先生のものに、したくないですか?」と言い出す。
全く相手にしない先生。
「どうして手ぇ出してくれないんですか、あたしは他に何をしたらいいですか」と泣きながら言うあゆは。
先生は、あゆはにキスをして「そのうち、嫌ってほどしてあげるよ」と言うのだった。
シンガポールに乗り込んだ、弘光先生の行動力に脱帽です。
ここまでしてくれるなんて、あゆは幸せ者だな。
あっさりお父さんが同棲を認めてしまうのはどうかと思いましたが、逆にあゆはが独りで暮らすより安心かもしれません。
正臣が弘光先生になつく、というオチが良かったです。
これからバラされないという保証はないですけど。
何されたか知らないのに、正臣からあゆはを全力で守ろうとする、アオちんが面白かった。
アオちんも結衣も、本当にいい友達です。